新築やリフォームを検討されている方の中には、収納スペース不足にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが、床下収納です。
床下のデッドスペースを有効活用することで、収納スペースを大幅に増やすことができます。
しかし、床下収納にはメリットだけでなくデメリットもあります。
設置場所や収納方法を誤ると、カビや虫害などの問題が発生する可能性もあります。
今回の記事では、
- 床下収納のメリット・デメリット
- 設置場所の選び方
- 収納のコツ
などをわかりやすく解説します。
新築やリフォームで床下収納を設置する際の参考にしていただければ幸いです。
床下収納とは？
床下収納とは、床下の空間を利用した収納スペースのことです。
一般的には、床下に専用の開口部を設けます。
そこに収納庫を設置します。
床下収納の主なメリットは以下の通りです。
収納スペースの増加
床下のデッドスペースを有効活用することで、収納スペースを大幅に増やすことができます。
空間の有効活用
リビングや寝室などの居住空間を圧迫することなく、収納スペースを確保することができます。
整理整頓のしやすさ
床下収納は、目につかない場所に設置されるため、お部屋をスッキリと見せることができます。
床下収納のデメリット
一方、床下収納には以下のデメリットもあります。
設置コスト
床下収納を設置するには、床下に開口部を設けるなどの工事が必要です。
そのため、設置コストがかかります。
カビや虫害
床下は湿気が溜まりやすい構造です。
そのため、カビや虫害が発生しやすい環境と言えます。
収納物の出し入れ
床下収納は、かがんで出し入れする必要があるため、少々不便です。
床下収納を設置する場所の選び方
床下収納を設置する場所は、以下の点に注意して選びましょう。
床下の高さ
床下収納を設置する場所の床下高が、十分に確保されているかどうか確認する必要があります。
湿気
床下は湿気が溜まりやすいため、できるだけ湿気の少ない場所を選ぶ必要があります。
配管
床下には、水道管やガス管などの配管が通っている場合があります。
配管を避けて、設置場所を選ぶ必要があります。
アクセス
床下収納へのアクセスがしやすい場所を選ぶ必要があります。
床下収納の使い方のコツ
床下収納をカビや虫害から守るためには、以下の点に注意して使用しましょう。
換気
床下収納には、換気口を設けて定期的に換気を行う必要があります。
除湿
床下収納には、除湿剤を設置することをおすすめします。
収納物の整理整頓
収納物は、隙間なく詰め込まないようにしましょう。
定期的な点検
床下収納は、定期的に点検し、カビや虫害が発生していないか確認する必要があります。
床下収納は、新築やリフォームで賢く活用することで、収納スペースを大幅に増やすことができる便利な収納方法です。
しかし、設置場所や収納方法を誤ると、カビや虫害などの問題が発生する可能性もあります。
本記事で紹介した内容を参考にしてください。
新築やリフォームで床下収納を設置する際の参考にしていただければ幸いです。