新築なのにカビが発生してしまった!
せっかくの新居なのにカビに悩まされるなんて、想像していなかったですよね。
今回の記事では、新築住宅におけるカビの保証範囲と対応方法を徹底解説します。
新築住宅のカビ保証
新築住宅には、住宅瑕疵担保責任保険(以下、住宅瑕疵保険)と呼ばれる保証が適用されます。
住宅瑕疵保険は、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分など、建物の主要な部分について10年間の保証が提供されます。
カビは、住宅瑕疵保険の保証対象となる場合とそうでない場合があります。
保証対象となる場合
- 雨漏りなどが原因で発生したカビ
- 施工不良などが原因で発生したカビ
保証対象とならない場合
- 結露や換気不足などが原因で発生したカビ
- 生活習慣などが原因で発生したカビ
カビが発生したときの対応方法
カビが発生した場合は、まずは原因を特定する必要があります。
原因が特定できたら、以下の手順で対応しましょう。
カビの除去
カビを除去する際は、漂白剤やカビ取り剤を使用しましょう。
カビ取り剤を使用する場合は、必ず換気を良くして使用してください。
原因の解決
雨漏りなどが原因でカビが発生している場合は、施工業者に連絡して修理を依頼しましょう。
結露などが原因でカビが発生している場合は、換気扇を回したり除湿機を使用したりして、湿度を下げましょう。
保証の適用を受ける場合
カビが発生した箇所が保証対象となる場合は、住宅瑕疵保険の保証を受けることができます。
保証を受けるためには、以下の手順が必要です。
1. 施工業者に連絡する
カビが発生した箇所の写真を撮り、施工業者に連絡しましょう。
2. 住宅瑕疵保険会社に連絡する
施工業者から連絡を受けた住宅瑕疵保険会社が、現地調査を行い、保証の適用可否を判断します。
3. 修理費用が支払われる
保証が適用されると、修理費用が支払われます。
このようにスムーズに進んでくれるのが理想です。
しかし、「新築 カビ」の検索結果を見ると、
- 裁判
上記の文字が出てくることに驚きを隠せません。
しかし、施工業者が施工業者の責任を「認めない」というのはよくある話です。
第三者に相談するのも、時間と手間と労力が必要です。
何より、精神的に疲れてしまいます。
こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、会社選びは慎重に決めましょう。