【徹底解説】デシカント式除湿機とは?メリット・デメリット、選び方、おすすめ機種を紹介!
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梅雨や夏場の湿気対策、カビ対策に欠かせない除湿機。近年注目を集めているのが、ヒーターで水分を蒸発させる「デシカント式除湿機」です。

今回の記事では、

  • デシカント式除湿機の仕組み
  • メリット・デメリット
  • 選び方のポイント
  • おすすめ機種

までわかりやすく解説します。

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除湿機 デシカント式とは?

デシカント式除湿機は、吸湿材(デシカント素子)に水分を吸着させて除湿する方式の除湿機です。

仕組み

  1. ヒーターで吸湿材を温め、空気中の水分を吸収します。
  2. 冷却された空気で吸湿材から水分を取り除き、タンクに排出します。
  3. 乾燥した空気を再び室内に送ります。

特徴

  • 広い温度・湿度範囲でパワフル除湿: 梅雨や夏はもちろん、冬場のカビ対策にも
  • 洗濯物の部屋干しにも最適: 部屋干し時間を短縮
  • カビ対策にも効果的: 結露を抑え、カビの発生を抑制
  • ダニ対策にも効果的: 湿度を下げることでダニの繁殖を抑制
  • 静音性: コンプレッサー式よりも静音
  • 省エネ: 近年省エネモデルも登場

デシカント式除湿機のメリット

デシカント式除湿機は、吸湿材(デシカント素子)に水分を吸着させて除湿する方式の除湿機です。

低温でもパワフルに除湿

デシカント式除湿機は、ヒーターで吸湿材を温めるため、温度に左右されずにパワフルな除湿能力を発揮できます。

  • 梅雨や夏の湿気対策はもちろん、冬場の結露によるカビ対策にも効果的です。
  • 気温が低くても除湿能力が落ちにくいので、一年を通して快適な湿度を保てます。

衣類乾燥に最適

デシカント式除湿機は、温めた空気で衣類を乾燥させるため、部屋干し時間を短縮できます。

  • 生乾き臭を抑え、花粉やPM2.5などの付着も抑制できます。
  • 部屋干しスペースが限られている方にもおすすめです。

カビ対策にも効果的

デシカント式除湿機は、湿度を下げることでカビの発生を抑制します。

  • 結露を抑え、カビが発生しやすい壁や天井を乾燥させます。
  • カビの繁殖を抑制することで、健康的な空間を保てます。

ダニ対策にも効果的

デシカント式除湿機は、湿度を下げることでダニの繁殖を抑制します。

  • ダニは湿度が高い環境を好むため、湿度を下げることでダニの発生を抑えられます。
  • ダニによるアレルギー症状の緩和にも役立ちます。

静音性

デシカント式除湿機は、コンプレッサー式除湿機と比べて静音性に優れています。

  • ヒーターを使用するものの、振動音が少ないため、寝室や赤ちゃんがいる部屋でも使用できます。

省エネ

デシカント式除湿機は、近年省エネモデルも登場しており、電気代を抑えながら除湿できます。

  • ヒーターを使用するため、消費電力はコンプレッサー式よりも高くなりますが、省エネモデルであれば電気代を抑えられます。

デシカント式除湿機のデメリット

デシカント式除湿機は、低温でもパワフルに除湿できるなど多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。

価格が高い

コンプレッサー式除湿機と比べて、構造が複雑なため価格が高くなります。

消費電力が高い

ヒーターを使って水分を蒸発させるため、コンプレッサー式除湿機よりも消費電力が高くなります。

本体サイズが大きい

ヒーターや吸湿材などの部品を内蔵するため、コンプレッサー式除湿機よりも本体サイズが大きくなります。

排熱がある

ヒーターを使うため、運転中に排熱が発生します。

低温での除湿能力が低下する

デシカント式除湿機は、ヒーターで水分を蒸発させるため、周囲の温度が低くなると除湿能力が低下します。

結露が発生する可能性がある

室内外の温度差が大きい場合、本体表面に結露が発生する可能性があります。

定期的なメンテナンスが必要

吸湿材に付着した汚れを定期的に掃除する必要があります。

デシカント式除湿機のデメリットを補う方法

  • 省エネモデルを選ぶ

近年、消費電力を抑えた省エネモデルも登場しています。

  • 冬場は使用時間を短くする

冬場は低温での除湿能力が低下するため、使用時間を短くすると効果的です。

  • 定期的に掃除をする

吸湿材に付着した汚れを定期的に掃除することで、除湿能力を維持できます。

  • 結露対策をする

室内外の温度差が大きい場合は、本体に結露が発生する可能性があります。

結露対策として、除湿機周辺の温度を上げたり、湿度を下げたりするなどの対策が必要です。

デシカント式除湿機を選ぶ際のポイント

コンプレッサー式除湿機と比べて、低温でもパワフルに除湿できるという特徴があります。

デシカント式除湿機を選ぶ際のポイント

  • 除湿能力: 部屋の広さに合ったものを選ぶ
  • タンク容量: こまめに排水する必要がないように
  • 機能: 衣類乾燥機能、タイマー、静音モードなど
  • 価格: 予算に合ったものを選ぶ
  • 消費電力: ランニングコストを抑えたい場合は省エネモデルを選ぶ
  • 本体サイズ: 設置場所を考慮する
  • 低温での除湿能力: 冬場も使用したい場合は、低温での除湿能力が強いモデルを選ぶ

おすすめのデシカント式除湿機

デシカント式除湿機は、低温でもパワフルに除湿できるという特徴があります。

梅雨や夏はもちろん、冬場のカビ対策にも最適です。

おすすめのデシカント式除湿機

  • パナソニック F-YHDX120-W: パワフルな除湿能力と省エネ性を兼ね備えたモデル
  • シャープ CV-HF120: 静音性に優れたモデル
  • アイリスオーヤマ KJH-L160: コストパフォーマンスに優れたモデル

比較表

機種除湿能力タンク容量衣類乾燥機能タイマー静音モード価格
パナソニック F-YHDX120-W12.0L4.5L5万円台
シャープ CV-HF12012.0L4.0L6万円台
アイリスオーヤマ KJH-L16016.0L5.0L4万円台

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