台所の排水口のつまりは、主婦にとって大きな悩みです。
重曹やラバーカップを試しても解決できない場合は、ワイヤーが役立つことがあります。
しかし、ワイヤーの使い方を誤ると、排水管を傷つけてしまう可能性もあります。
ワイヤーとは
ワイヤーは、排水管のつまりを解消するために使用する道具です。
先端にブラシやフックなどが付いた長い針金状のものです。
ワイヤーの購入方法
ワイヤーは、ホームセンターや100円ショップで購入することができます。
排水管のつまりをワイヤーで直す方法
- 排水口周辺のものをどかします。
- ワイヤーの先端を排水口に挿入します。
- ワイヤーを回転させながら、つまりの原因となる汚れを絡め取ります。
- 汚れを取り除いたら、水でしっかりと洗い流します。
ワイヤーで直すメリット・デメリット
メリット
- 軽度なつまりであれば、簡単に解消することができます。
- 比較的安価な道具で済みます。
デメリット
- 使い方を誤ると、排水管を傷つけてしまう可能性があります。
- 重度なつまりには効果がない場合があります。
ワイヤーで解決が難しい排水管の詰まりの原因
ワイヤーは、台所の排水口のつまりを解消する有効な手段です。
しかし、以下の原因によるつまりは、ワイヤーでは解決できない場合があります。
排水管の奥深くにあるつまり
ワイヤーは、排水管の奥深くまで届かない場合があります。
排水管の曲がり角や奥まった部分にあるつまりは、ワイヤーでは解消できない可能性があります。
油汚れによる固形物
油汚れは、排水管に付着し、徐々に固まって詰まりの原因になります。
ワイヤーは、固形物を絡め取ることはできますが、油汚れを溶かす効果はありません。
油汚れによる固形物は、ワイヤーでは取り除けない場合があります。
異物によるつまり
排水管に異物が詰まってしまうことがあります。
ティッシュペーパーや生理用品、おもちゃなどが排水管に詰まると、ワイヤーでは取り除けない場合があります。
ワイヤーの保管方法
ワイヤーは、湿気の少ない場所に保管しましょう。
同じ状態を繰り返さないためにできること
- 油は冷めてからキッチンペーパーなどで拭き取り、排水口に流さないようにしましょう。
- 生ゴミは、排水口に流す前にしっかりと水気を切っておきましょう。
- 排水口にゴミ受け用ネットを使用しましょう。
- 定期的に排水管の掃除をしましょう。
業者に依頼する時の注意点
- 見積額を確認する
- メーカーに一度確認してみる
- 悪質な業者に注意する
見積額を確認する
依頼前に、必ず見積額を確認しましょう。
メーカーに一度確認してみる
メーカーによっては、無料で商品の選び方などをサポートしてくれる場合があります。
悪質な業者に注意する
悪質な業者は、高額な料金を請求したり、必要のない工事を勧めたりすることがあります。
キッチンの排水口の詰まりを修理する際の費用相場は、2万円台です。
5万円以上と言われた時には、別の業者にも相談しておくことをおすすめします。