中二階とは、一階と二階の間に設けられたフロアのことで、スキップフロアとも呼ばれます。
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中二階は、スペースを有効活用できるだけでなく、さまざまなメリットやデメリットがあります。
本記事では、
- 中二階の概要
- メリット・デメリット
- 建築基準法における注意点
- 固定資産税
- 資産価値
について解説します。
中二階とは
中二階とは、一階と二階の間に設けられたフロアのことで、スキップフロアとも呼ばれます。
中二階は、以下の特徴があります。
中二階の特徴
- 一階と二階の間の空間を有効活用できる
- 収納や居住スペースとして利用できる
- 開放感や広がりを感じられる
中二階があるメリット
中二階には、以下のメリットがあります。
スペースの有効活用
中二階は、一階と二階の間の空間を有効活用できます。
そのため、収納や居住スペースとして利用できます。
開放感や広がり
中二階は、一階と二階をつなぐ階段や踊り場によって、開放感や広がりを感じることができます。
プライバシーの確保
中二階は、一階と二階の間にあるため、プライバシーを保ちやすいというメリットもあります。
中二階があるデメリット
中二階には、以下のデメリットもあります。
コストがかかる
中二階を設置するには、天井や床の補強などが必要になるため、コストがかかります。
採光や通風が悪くなる
中二階は、一階と二階の間の空間に設けられるため、採光や通風が悪くなる可能性があります。
振動や音漏れがある
中二階は、一階と二階をつなぐ階段や踊り場によって、振動や音漏れが発生する可能性があります。
建築基準法における中二階の注意点
中二階を設置するには、建築基準法の制限を満たす必要があります。
具体的には、以下の制限があります。
- 中二階の床面積は、一階の床面積の1/3以下とする
- 中二階の天井の高さは、2.4m以上とする
- 中二階の階段の幅は、75cm以上とする
中二階のある家の固定資産税
中二階のある家の固定資産税は、中二階の床面積に応じて算定されます。
中二階の床面積が、一階の床面積の1/3以下の場合は、中二階の床面積は、固定資産税の課税対象となりません。
中二階の床面積が、一階の床面積の1/3を超える場合は、中二階の床面積は、固定資産税の課税対象となります。
中二階のある家の資産価値
中二階のある家の資産価値は、中二階の床面積や間取り、設備などによって異なります。
中二階の床面積が広く、間取りや設備が充実している場合は、資産価値が高くなる傾向があります。
資産価値は、あくまで需要と供給のバランスがあります。
近隣エリアの中古住宅の間取りなどを参考にしましょう。