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延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合計した面積のことです。
建築面積や敷地面積と混同されることがあります。
しかし、それぞれ意味合いが異なります。
今回の記事では、
- 延べ床面積とは?
- 建築面積とは?
- 敷地面積とは?
- 延べ面積との違い
について、わかりやすく解説します。
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延べ床面積とは?
延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合計した面積のことです。
例えば、
- 1階の床面積が100㎡
- 2階の床面積が200㎡
上記の建物であれば、延べ床面積は300㎡となります。
延べ床面積は、建物の規模や容積率を計算する際に用いられる重要な指標です。
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建築面積とは?
建築面積とは、建物の外壁の中心線で囲まれた面積のことです。
例えば、
- 1階の外壁の中心線で囲まれた面積が100㎡
- 2階の外壁の中心線で囲まれた面積が200㎡
上記の建物であれば、建築面積は300㎡となります。
建築面積は、建物に占める床面積の割合を示す指標として用いられます。
敷地面積とは?
敷地面積とは、建物の敷地全体の面積のことです。
例えば、敷地の面積が1000㎡の建物であれば、敷地面積は1000㎡となります。
敷地面積は、建物の容積率を計算する際に用いられる重要な指標です。
延べ床面積に含まれない部分
延べ床面積には、以下の部分は含まれません。
- 階段
- 廊下
- エレベーター
- パイプスペース
- バルコニー
- ベランダ
- 車庫
- 倉庫
など、床面積があっても居住や作業に用いられない部分
他にも、
壁や柱、手すりなどの構造躯体部分
床面積があっても、床面積の算定方法において床面積に含まれない部分
などが含まれない部分となります。
延べ床面積と延べ面積の違い
延べ床面積と延べ面積は、似た言葉ですが、意味合いが異なります。
延べ床面積は、建物の各階の床面積を合計した面積のことです。
一方、延べ面積は、建物の床面積の合計のことです。
つまり、延べ床面積は延べ面積の一種であると言えます。
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