- フロアコーティングをして後悔しないかな?
- フロアコーティングなんてやらなければよかったと思う人の原因が知りたい。
- フロアコーティングの耐用年数や劣化について知っておきたい。
こんな悩みにお答えします。
今回の記事では、フロアコーティングをやってみた人の中でも後悔した人の口コミから見える原因の特徴や効果、フロアコーティングの耐用年数、塗り替えにかかる費用目安等をわかりやすく解説します。
新築や中古住宅で引渡し前までに施工を依頼する前にまずは5年後、10年後も考えておきましょう。
フロアコーティングをして後悔する原因【口コミ】
予算配分
効果があるのか不明
コースの選択
フロアコーティングには、いろいろな種類があります。
- UV、ガラス、シリコン、ウレタン、アクリルなどがあります。
失敗したという人の経験に対してもいろいろな考え方があります。
やらなかったことに後悔している人もいます。
予算の都合上で、キッチンのみやLDKのみにしたけれど、全居室やっておけばよかったという人もいます。
一方で、やったけれど、小傷は解消できないことを痛感し、結果やる意味があったのかなかったのかわからないという意見もあります。
実際、現場はどう考えているのでしょう?
監督からの見解
フロアコーティングの耐用年数
フロアコーティングしたら、一生大丈夫ということではありません。
5年後、10年後はどうなるの?
こんな疑問をお持ちの方に知っておくべき情報をご案内します。
フロアコーティングの劣化
車でも家電製品でもコーティングはありますよね。
でも、コーティングは、経年劣化があります。
つまり、剥がれてくるのです。
UVでもガラスでもコーティング剤は古くなります。
結果、白濁する部分が出てきます。
- ボロボロ剥がれてきた
- 部分的にはく離した
などの変化を感じることがあります。
つまり、永久不滅ということではありません。
さらに、光沢感のある仕上がりに満足していた人は、その光沢感がなくなってくることも知っておくべきです。
キッチンやリビングのように日当たりの良い場所ではその光沢感の変化にがっかりする人もいるかもしれません。
一方で、階段や収納スペース等日当たりの影響を受けない部分については、落胆しないかもしれません。
フロアコーティングの寿命
種類ごとに以下の表にまとめました。
種類 | 耐用年数の目安 |
UVコーティング | 20年以上もつものが多い |
ガラスコーティング | おおよそ20年ほど |
シリコンコーティング | 短いと5年、長いと20年と差があります。 |
ウレタンコーティング | 5年~10年程度 |
アクリルコーティング | 最長3年程度 |
いずれにしても住宅ローンが完済するまで長持ちするというのは、過度な期待と言えます。
自分たちの住まいのある周辺条件や日照条件等を確認した上で、相性の良いプランを選ぶ必要があります。
フロアコーティングは必要なの?
家をキレイに保ちたいと思っているなら、毎日の手入れの方が重要です。
では、本当に必要なのかを考えるポイントをご紹介します。
フロアコーティングの限界
フロアコーティングを実施しても、次のような傷を完全に防ぐことはできません。
- レイアウト変更などによる家具の移動
- 直射日光や湿度の高いエリアの影響
- 水分や薬剤による影響
小さい子供がいる方だけではなく、ペット等を飼っている場合には、配慮が必要ですね。
特に注意したいのは、水分です。
水分は、フロアコーティングの上に残すと、中に入り込んでしまうことで、劣化につながります。
フロアコーティングの塗り替え費用相場
耐用年数や寿命を迎えた時、もう一度やり直しをする時の費用もチェックしておきましょう。
塗り替え費用相場
塗料の種類によっても異なります。
種類 | 1㎡あたりの費用相場 |
エポキシ樹脂 | 4,000円~13,000円 |
ウレタン樹脂 | 4,500円~17,000円 |
アクリル樹脂 | 8,000円~22,000円 |
剥がす費用 | 別途 |
資材搬入費、廃材処分費 | 別途 |
家の中の家具をいったん全てよけなければいけない。
2日~3日必要な材料を選んだ場合には、他の居室ですべてを管理しなければいけない。
新築や中古の引き渡しの前に施工を依頼する時とは、環境も状況も異なります。
慎重に検討しましょう。