- 電気代が高すぎる
- IHコンロにすれば節約になるのかな？
- リフォーム費用を出した分は回収できるのかな？
こんなお悩みにお答えします。
IHとガスの比較については別の記事でもご紹介しています。
IHクッキングヒーター導入後に後悔する原因と事前の確認ポイント
今回の記事では、IHとガスはどっちが安いのか？という問題について、わかりやすく解説します。
IHとガスコンロの電気代を比較
電気代の計算方法
IHコンロとガスコンロの電気代を比較するためには、まずそれぞれの消費電力やエネルギー効率を理解することが大切です。
IHコンロとは、電気を直接加熱に使います。
ガスコンロはガスを燃やして加熱します。
電気代は通常、消費電力（ワット数）と使用時間（時間）をかけて計算します。
一方で、ガス代はガスの使用量（立方メートルなど）とガスの単価（料金体系）から算出します。
IHとガスのエネルギー効率の違い
IHコンロとガスコンロのエネルギー効率には違いがあります。
IHコンロは直接調理器具を加熱するため、ほぼ100%のエネルギー効率があります。
一方、ガスコンロは炎を通じて調理器具を加熱するため、一部のエネルギーが放熱されることがあり、効率が若干低くなる傾向があります。
ただし、ガスコンロは余熱を利用することで、加熱後も調理を続けることができる利点もあります。
つまり、比較する際には、電気代とガス代だけでは判断するのは難しいのです。
IHとガスはどっちが節約可能？
IHコンロとガスコンロの節約比較には、使用頻度や調理スタイルが影響を与えます。
多くの料理を調理する場合
IHコンロの高いエネルギー効率は経済的な選択となる可能性があります。
たまにしか調理しない場合
たまにしか調理しない方や、ガス料金が割安な地域の場合は、ガスコンロのほうが経済的かもしれません。
つまり、基本的に料理をする時間帯や使用頻度で判断することが大切です。
IHコンロに変えるリフォーム費用相場
IHコンロへのリフォームを検討する場合、初期費用がかかることを理解することが重要です。
IHコンロの導入費用
新たな電気回路や対応した調理器具も必要となる場合があります。
ただし、長期的な視点で見れば、省エネの効果による電気代の削減がリフォーム費用を上回ることも考えられます。
IHコンロのみのリフォーム費用相場は、機器代金を含めて、約20～25万円です。
IHコンロの電気代相場は、1時間あたりの電気代を6.2円～15.5円で計算します。
結果的に、消費電力700Ｗ～1,400Ｗであると仮定した場合、21.7円～43.4円です。
IHコンロとガスの併用という選択肢
最終的な選択肢を決める際には、家庭のライフスタイルや料理の頻度を重視しましょう。
いずれ子育てが終わって、夫婦二人きりになったら、それぞれが別の時間に食べたいものを食べるかもしれない。
こんな時には、併用という選択肢も用意しておくとよいでしょう。
節約面と利便性を両立させるためには、電気代だけでなく初期費用や省エネ効果も考慮し、最適な選択をすることが大切です。
リフォーム業者に相談する際には、現在のガス代金と基本料金などを明細書で確認しておきましょう。
さらに、プランの契約などもメモをしておくことをお勧めします。