- 注文住宅で家を建てたい。
- 工事請負契約をしてから引渡しまでに会社が倒産したらどうなるの?
- ハウスメーカーや工務店に依頼した際の着手金や手付金は?
こんな悩みを抱えている方向けに今回の記事では、住宅完成保証制度のしくみについて以下の目次でご紹介しています。
住宅完成保証制度とは
住宅完成保証制度の対象と限度額
住宅感染保証制度の手続き方法
住宅完成保証制度とは
注文住宅の建築は、ちょっとした買い物とは違います。
- 工事請負契約
- 着工
- 引渡し完了
この期間は、約2ヶ月から4ヶ月と会社によって大きく異なります。
そして、その期間に会社が倒産、破産する可能性もあります。
依頼してからもし万が一、工事が中断するとどうなるのか?
別の会社が引き継ぐとどうなる?
もし仮に違う会社が引き継ぐ場合はどうなるのか?
この場合は、引き継ぐ建築会社への追加工事費用が発生します。
よって、依頼主の負担は膨大な額になる可能性もあります。
住宅完成保証制度のメリット
発注者の万が一に備える。
仕組みは以下の通り。
- 建築中に請負者が倒産
- 既に支払い済みの工事費、引継ぐ建築会社への追加工事費用を保証
- 完成までのサポートを行う
これが仕組みとなります。
引き継ぐ会社が決まっていない倍は、紹介する制度もあります。
誰が登録をするのか?
この制度は、基本的に請負者である建築会社が保証期間に登録をする。
つまりは、依頼者側にとっては、契約する前の確認すべき事項のひとつと言えるのです。
住宅完成保証制度の対象と限度額
ではこの制度を使ったら、いくらまでの家がh称されるのか?
補償限度額のしくみ
あくまで、以下の金額は保証される。
- 依頼者が既に支払った工事費用
- 引き継ぐ次の会社への追加工事費
でもその保証制度額はいくらでも良いのか?
これは制限があります。
補償対象住宅の請負額に対して、20~30%が目安。
上限は1000万円まで。
このような設定がありますので注意が必要です。
保険タイプ
保証機関により、すでに支払った工事費や追加工事費を保証する。
こうした制度は、建築会社が加入しているかどうかを必ず確認しましょう。
エスクロータイプ
エスクロータイプは、サービス提供会社が一時的に預かります。
そして、工事費を出来高に応じて建築会社や関係する協力会社に支払う。
こで前払いに対しての損害を最小化する仕組みです。
この仕組みであれば、元請けの会社が仮に倒産した場合でも協力会社がそのまま工事を続行可能です。
つまり、追加の工事費が発生しにくい構図となっているのです。
住宅完成保証制度の手続き方法
あくまで住宅完成保証制度は、個人が依頼する物ではありません。
請負業者が保証機関と保証委託契約を結ぶもの。
請負者を通じて保証機関と保証契約手続きを行う。
この際に、以下の点が明確になります。
- 保証額
- 保証料
- 免責事項
- 保障内容
少しでも安心がほしい場合は、保証機関以外にも市区町村などで建築関係の方と相談することも可能です。
第三者相談の選び方
スーモカウンターやansなど、さまざまな会社が無料相談カウンターを作っています。
しかし、こういうところでは、自社商品等を展開しているため、営業を受けるケースもあります。
まずは、工務店やハウスメーカーと請負契約を結ぶのであれば、不動産会社や市区町村の相談窓口を利用しましょう。
無料で相談は可能です。
少しでも自分たちが引渡しの前でストレスを抱えないための情報を手に入れておきましょう。