ビルトインガレージは、車を保管するだけでなく、作業場や趣味の部屋として活用することもできます。
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しかし、ビルトインガレージは密閉空間となります。
換気が不十分だと、
- 湿気や排気ガスのこもります。
- カビやダニの発生する可能性があります。
など、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。
そこで、今回の記事では、ビルトインガレージの換気扇の選び方とおすすめ商品についてご紹介します。
ビルトインガレージ内の換気扇の種類
ビルトインガレージの換気扇には、大きく分けて以下の2種類があります。
天井取付型
天井に取り付けるタイプです。
最も一般的な換気扇です。
ガレージ全体の換気に適しています。
壁取付型
壁に取り付けるタイプです。
天井取付型よりもコンパクトです。
狭いガレージにも設置しやすいです。
その他の種類
その他にも、以下のような種類の換気扇があります。
- 排気ガス用換気扇
- 湿気対策用換気扇
- 熱交換換気扇
換気扇の種類別
天井取付型の換気扇
天井取付型の換気扇は、ガレージ全体の換気に適しています。
そのため、
- 車を複数台保管している場合。
- ガレージを作業場や趣味の部屋として活用する場合。
などにおすすめです。
天井取付型の種類
天井取付型の換気扇には、以下の2つの種類があります。
- ダクト式
- プロペラ式
ダクト式
ダクトを通して空気を排出するタイプです。
ガレージの外壁にダクトを設置するため、風圧や雨風の影響を受けにくいのが特徴です。
プロペラ式
プロペラで空気を直接排出するタイプです。
ダクトを設置する必要がないため、施工が簡単でコストを抑えることができます。
壁取付型の換気扇
壁取付型の換気扇は、天井取付型よりもコンパクトです。
そのため、狭いガレージにも設置しやすいのが特徴です。
また、ダクトを設置する必要がありません。
施工が簡単でコストを抑えることができます。
壁取付型の換気扇は、以下の2つの種類があります。
- ダクト式
- プロペラ式
ダクト式やプロペラ式の換気扇と同様です。
その他の種類
排気ガス用換気扇
車の排気ガスを効率的に排出するタイプの換気扇です。
ガレージで車の整備や洗車をすることが多い場合におすすめです。
湿気対策用換気扇
ガレージ内の湿気を効率的に除去するタイプの換気扇です。
カビやダニの発生を防ぐためにおすすめです。
熱交換換気扇
室内の空気と外部の空気を熱交換しながら換気するタイプの換気扇です。
冷暖房の効率を高めることができるため、省エネ効果が期待できます。
なお、熱交換換気扇を選ぶ際には、以下のポイントも押さえておきましょう。
- 熱交換効率
熱交換効率が高いほど、室内の熱を逃さずに外部の空気を冷やすことができます。
- 風量
ガレージの広さに合わせて、適切な風量を選びましょう。
- 機能
- ダクトの汚れを自動で洗浄する機能
- カビの発生を抑える機能
などが搭載されていると便利です。
おすすめ商品
ビルトインガレージの換気扇には、さまざまなメーカーからさまざまな商品が販売されています。
以下に、おすすめの商品をいくつかご紹介します。
天井取付型
三菱電機「ロスナイ VVF-2021」
パナソニック「FY-24VE1」
壁取付型
三菱電機「ロスナイ VVF-2021W」
パナソニック「FY-24VE1W」
排気ガス用換気扇
ナカトミ「NF-250」
アイリスオーヤマ「IS-G250」
湿気対策用換気扇
三菱電機「ロスナイ VVF-2021P」
パナソニック「FY-24VE1P」
熱交換換気扇
三菱電機「ロスナイ VVF-2021R」
パナソニック「FY-24VE3」
ビルトインガレージの換気扇の選び方
ビルトインガレージの換気扇を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
ガレージの広さ
ガレージの広さに合わせて、換気扇の風量や性能を選びましょう。
- 車を複数台保管している場合
- ガレージを作業場や趣味の部屋として活用する場合。
上記の場合には、風量の大きい換気扇がおすすめです。
設置場所
天井取付型か壁取付型のどちらを選ぶかは、ガレージの広さや形状に合わせて決めましょう。
狭いガレージの場合は、壁取付型がおすすめです。
機能
- 排気ガス対策
- 湿気対策
など、必要な機能が搭載されているか確認しましょう。
また、熱交換換気扇を選ぶ場合は、省エネ効果も考慮しましょう。