住宅ローンを組むことでようやく念願のマイホーム生活を手に入れた。
なのに、もう老後破綻よりも前に教育費の支払いで生活はすでにパンク状態。
もう住宅ローン返済額と支出が増えた額と世帯収入は完全にバランスが崩壊状態。
妻が働くことで家計のお金が成り立つような人生になってしまった。
こんな悩みが2018年のマネー事情の中でも多くのサイトの記事でライターが紹介しているような時代。
- どこで計画がこんなに狂ったのか?
- 何を間違えてこんな今の生活に必要なお金すら厳しい状態になったのか?
- こんなことを将来の自分の人生で経験しないためにはどうすればいいのか?
これまでにも住宅ローンと教育費という関係については、以下のような内容を書いてきました。
世帯年収が高いから安心なんてことはない。
返済額次第によっては、簡単にどんな制度があっても家計は簡単に破綻状態になることはある。
一流企業、安定企業、公務員、自営業、中小零細企業、ベンチャー企業。
何に該当する場合でも収入に見合う人生プランを考えないと、家計は何かを手にしたことで簡単に崩壊する事はある。
子どもが一人、2人、3人と増えるとちょっとした子育て支援制度で楽を感じる時期もあります。
しかし、第1子が大学に進学したら?
途端に兄弟姉妹の暮らしも夫婦の生活も地獄のような節約生活。
こんな事を予期せぬ事態と言わずに済むような計画を立てるにはどうしたらいいのか?
今回の記事では、住宅ローンと教育費で破綻を防ぐための準備を我が家の計画も含めて以下の項目でご紹介していきます。
住宅ローン教育費破綻の典型例
住宅ローン教育費破綻の予備軍
住宅ローン教育費で破綻を防止
自分自身が大学を出たという人も今考えるとどうやって親は毎月の仕送りや進学に必要なお兼を用意できたのだろう?
こんな風に疑問を持つ人もいるはず。
時代が違う?
支出の項目が増えたから?
そんなのは誰もが当たり前にやっている事。
それでも赤字にならない人の資金や貯蓄はただお金を稼ぐことが出来ている者だけではありません。
単に多くの収入を得る事だけが家庭の安定ではなく、きちんと実際に子どもが生まれた段階で早い時期に親としてやるべき事を計画していたかどうか?
これが決定的に違う点をご紹介していきます。
住宅ローン教育費破綻の典型例
ローンを組む前にはきちんと自分の今の年収や夫婦での話し合いをして貯蓄が増えるように計画をしたはず。
なのに、実際の家庭の状況を見たら、家計が赤字と言われてしまう。
このような考え方を持つ家庭こそ破綻する典型例ともいえる。
将来の設計は同じ働き方では難しい
自分の家庭の出費が多いのかもしれない。
もっと節約すれば、きちんとリスクは回避ができたはず。
こんなことをもし今不安を妻や奥さんから言われた時に夫が原因や計画のずれから考えているなら、そもそも間違い。
単純に、以下のような事をあなたは本当に検討していたでしょうか?
- 年間支出額を幼稚園、小学校、中学、高校、大学ごとの計画で項目ごとまとめたリスト化。
- 習い事や新規教育方針などで手をつけるべき講座等を受ける費用の算出。
- 車検や火災保険、リフォームの費用など住宅における将来手をつけるべき資産。
- 外壁メンテナンス費用や浄化槽点検、メンテナンス費用などの内訳項目の確認。
- 固定資産税の減税、住宅ローン減税などの解除後の想定。
- 自分の給料が10%から30%カットされた際の対応策。
このような1つ1つの不安をどこまであなたは返済を続ける以外で考えていたのでしょうか?
健康に対する管理だけでなく、年間の支出は子どもの成長に伴い当然ながら増えていく。
資産的には完済する前にきちんと借金以外のメンテナンスを必要とするケースは年数増加に伴い増えていく。
このような内容をただ仕事がうまくいって将来は独立!みたいな時に今の手取りがあったら大丈夫くらいに考えていませんでしたか?
これがそもそもの間違いの原因であるという事をまずは自覚することが大切になります。
住宅ローンと教育費で破綻の予備軍
予備軍的な候補を考えたら、正直先ほどの検討する材料をきちんと把握していないことがそもそもの原因。
しかし、もう数年後に始まるという時に、下のような考え方を持つ人もかなり危険。
教育費はローンを組む回避策がある
- 住宅を購入するのは住宅ローン。
- 車を購入するならマイカーローン。
- 教育に必要な資金なら、教育ローン。
銀行に踊らされるまま言葉をうのみに信じすぎて借金を重ねるケースは多い。
毎月2万円を支払うスマホに当たり前と思って契約を続ける人もかなり危ないと私は日常の生活では感じている。
そもそも経済的な事情とか世の中の常識的視点をどこかで疑問を抱く気持ちが必要な時代になった。
ただネットで検索して出てきた情報を真に受け、結果的に行動した先の費用の価値に不安を抱える。
こんな生活を繰り返す人は正直危ない。
ただローンを組むという事だけに今の貯蓄が残せるなら大丈夫と考える人は、いずれ第2子以降で重なった時の歳の差の現実に苦しむことになります。
住宅ローンと教育費で破綻を防止
そもそも教育費を用意する。
この考え方にはどれだけの期間を要する計画の検討が必要になるのか?
手を付けるのはどんなお金になるのか?
こうした事を自分の体験からご紹介していきます。
人気ランキングにはない将来の準備
よく出てくる方法と言えば、節約計画や今の家計の支出から抑えられる対象をピックアップするみたいなこと。
これでは正直、何もかも自由を奪いリスクに備えるだけのつまらない将来になっていく。
その結果、夫は働きに出る事に楽しみを失い、妻は夫の年収や稼ぎの低下により自分が働きに出なければいけない現実に不満を持つようになる。
これって、違うリスクを増幅させることにしかなっていないのではないでしょうか?
我が家は違う。
将来のリスクは、今から回避する。
今苦労を背負う事を1つでも多くする。
これが最善のリスク回避と言える。
なぜか?
- 健康と体力は今が一番若いし元気ということになる。
- 今なら夫婦で我慢が増えても乗り越えられるという最悪の結果に比較した検討。
- 将来の家庭で子どもが実際に親のやっていることと自分の置かれた状況に気づいた時の精神的負担よりはマシと思える現実。
このような対象を考えたら、来年からなんてことも考えられない。
今からすぐにやるべきことがあるはずなんです。
家のローンは繰り上げ返済なんてしない
絶対にやってはいけない無駄は家のローンの繰り上げ返済。
家はローンを組んだ中でもかなり金利が安い対象の1つ。
その対象に1円でも多くの返済をしておくことは10年後の自分たちが楽になるのか?
いいえ。同等の額を必要とする仕送りに必要な貯蓄が無くなります。
このような優先順位を考える時には、まずは必要以上に毎月の支出を増やして毎月の返済額を減らすような努力をしない事。
家計の見直しならスマホをやめるべき
最も簡単な節約は私は毎月支払いをしているスマホだと思える。
正直、スマホやインターネット回線料金は高すぎる。
光回線を利用し、端末でわざわざ検索をする日常の自分に本当にそこまでの価値があるのか?
snsを利用する暮らしは確かに便利だ。
しかし、何よりも優先するべき投資の額に見合っているのか?
この考え方からすれば、今のスマホを購入する額ほど無駄を考える必要がある項目はないと思いませんか?
10万円以上かけて2,3年で買い替えを考える。
こんなことを毎月の家計に計上する暮らしは子どもの次の将来に欠かせない出費でしょうか?
我が家は実際通信費は、1万円以下に抑えるようにしています。
それ以上の価値が何もないからです。
もっと世帯で全員が使う時代であり、必要になるなら、きちんと親がそのお金の価値と内容を見直すことが出来るようにならなければいけないと思います。