中古住宅ローンは頭金無しで申し込みするのは有り?についてご紹介しています。
「中古住宅ローン審査申込時点で頭金無しは論外?」
地元のファミレスにて聞こえてきたこんな会話。
まだまだこうした誤解をしている方が多いとつくづく痛感した瞬間でした。
今回の記事では、中古住宅ローンの頭金なしについて、
中古住宅ローン頭金なしが当たり前の時代の背景
中古住宅ローン頭金無しより心配すべきこと
中古住宅ローン頭金無しでも通す方法がある!
以上の3つの内容について明確にご紹介していきますので、中古住宅を購入するための情報源としてお役立て下さい。
中古住宅ローン頭金なしが当たり前の時代の背景
中古住宅ローンについて頭金なしが当たり前と言い切る根拠をご紹介していきます。
中古住宅需要の時代背景とは?
中古住宅の中でも一戸建てを購入する人の需要をよく考えてみて欲しいのです。
- 震災により住宅を失った人の中古住宅購入希望
- 地盤沈下等の影響により住み替えを余儀なくされた人の需要。
- 耐震性能不備による建て替え困難な土地に住まいの方の住み替え需要。
- 寿命により建て替え予定になった賃貸住宅を出ることになった人たち。
- 光熱費が掛かり過ぎる賃貸生活を抜け出したい賃貸生活中の方の需要。
こうした需要は中古住宅に高まりを見せているのです。
つまりは、
生活が豊かな状況の人だけが一戸建て、マンションの中古住宅を求めている訳ではない。
この需要の裏には、今の生活費がかかりすぎているからこそ、住み替えによる節約をしたい。
こうした需要を見ていく必要もあるのです。
ですから、
頭金なしを認めないと言う事はこうした方の生活圏を奪うことにもなりかねません。
結論として、頭金なしを理由に中古住宅ローン審査を見送るという選択肢は根本的に間違っているのです。
では続いて、
中古住宅ローン審査における頭金なしより深刻な事態についてご紹介していきます。
中古住宅ローン頭金無しより心配すべきこと
中古住宅購入検討者が住宅ローン審査を頭金なしの環境を理由に迷っている!
こうした人をもし私が身近で見かけたら、間違いなく以下の内容を伝えます。
- 中古住宅ローン審査前にカードや分割払い決済状況確認
- 中古住宅ローン審査は土地査定額の変化を調べる
- 中古住宅ローン審査後のリフォーム検討費用を調べる
こうした頭金なしという内容とは全く異なる点を確認しておくべきなのです。
その根拠は?
住宅ローン審査前に頭金より動かせるデータに注目すべき根拠
住宅ローン審査には、頭金がないという問題はどうする事もできません。
しかし、
支払い状況等のデータは確実に修正可能。
- 完済照明証発行手続き
- キャッシング可能額修正
- クレジットカード所有枚数削減
全て返済比率という非常に重要な住宅ローン審査に関わる修正可能なデータ達。
ですから、こうした修正に時間を充てる事は確実に頭金集めより有力となります。
住宅ローン審査前に頭金より土地の査定額を知るべき根拠
土地の査定額を知る事は借り入れ金とのバランスに影響します。
住宅ローンは担保型。
あなたの年収と返済比率が多少あっても、担保力が無ければ借り入れできる可能額は減ってしまいます。
ですから、
担保力と借り入れ金の相対バランスを確認しておく事も申し込み金額を調節する上で非常に重要なのです。
そして、
この査定額と借り入れ金のバランスが悪い時こそ、重要な動きがあります。
「不動産会社に値引きという言葉を使わず、査定額とローン審査を受ける金額が合わない可能性がある事を伝える。」
この事態には、不動産会社も売れない事情として対応を検討せざるを得ないケースもあります。
ぜひ売れ残りを狙う時の情報源としても活用してください。
住宅ローン審査前に頭金よりリフォーム費用を検討する根拠
住宅ローンを組んでから引っ越しも完了して、無事新たな住まいを手に入れた生活。
しかし、
住宅ローンを支払い始めた後すぐに故障やトラブルの起こった時の対処。
この点を知る事で、自分の年収と返済比率だけではないリスク回避を検討できるのです。
中古住宅は壊れる可能性がある箇所の中で、水回りは要注意!
修理費用で10万円以上が簡単に必要になる事があります。
まとまった金額が必要になる修理費用やリフォーム費用は必ず確認しておく価値があるのです。
では最後に、
中古住宅ローン審査に頭金なしで通すコツをご紹介していきます。
中古住宅ローン頭金無しでも通す方法がある!
中古住宅ローン審査を通過させるコツがあったら知りたい!
頭金なしの住宅ローン審査を安心して申し込みできる方法を知りたい!
こうした方のために、私が過去に住宅ローン審査で2度落ちたのに、最後に通過させた方法をご紹介していきます。
中古住宅という新築とは違う条件の難しさを含めてご紹介していきます。
中古住宅ローン審査が頭金なしを問わず難しい根拠
住宅ローン審査には、住宅自体の資産価値(担保力)の影響が必ずあります。
建物の資産価値が上がる可能性はほぼあり得ません。
土地の資産価値は逆転する可能性もあります。
よって、
物件の価値が少しでも高い時こそチャンスなのです。
これが、新築と感覚の違う嗅覚を必要としているのです。
そして、
市場価値が値下がり続けている土地はその分審査が通りにくくなるので、難しさが高まります。
ぜひ、市場価値という考え方を軸に少しでも早い段階で建物の資産価値を確保した状態で住宅ローン審査を受けましょう。
中古住宅ローン審査が頭金なしを問わず簡単に通す条件とは?
中古住宅ローン審査を頭金を気にせず通すコツのヒントは相性!
1.あなたの購入したい中古住宅を資産価値として認めてくれる。
2.あなたの年齢を許容範囲としてる銀行と巡り合う
3.あなたの年収と借入したい金額の返済比率を認めてくれる銀行を選ぶ
この3つが最低限の条件となります。
こんな条件を誰でも簡単に銀行に行かずに探す事が出来る時代なのです。
最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。