- 新築で購入する物件の床をいつまでもキープしたい
- 傷がつくとか凹みがつくのは気になる
- 少しでも日常の掃除が楽な環境を作りたい
分譲マンションでも注文住宅でも建売でも関係ない。
マイホーム購入が新築の場合、経年劣化を心配する人は多い。
- 汚れにくい
- 傷がつきにくい
- 手入れが楽
- いつも清潔
こんなサービスがあるなら積極的に使いたいと思う人がたどりつく商品がある。
それが、フロアコーティング。
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しかし、仕上がり、品質、会社の対応などで失敗後悔を経験する人もいるのが現実。
今回の記事では、どんな人が失敗後悔を経験しているのか?どうしたら回避できるの?という疑問を以下の目次で解消します。
フロアコーディングに多い失敗後悔口コミ
フロアコーティング失敗後悔原因
フロアコーティング失敗後悔回避術
フロアコーディングに多い失敗後悔口コミ
- 艶のある床
- いつもピカピカな家の中
自分の家がキレイになったのに何が不満なのか?
失敗経験者の口コミ
失敗というより経年劣化の悩みもあります。
入居時にしたウレタンコーティングがところどころはがれてきてしまいました。
厳密に言うと、ウレタンコートの上に施したホルムアルデヒドを吸着するとかいう
コーティング(薬剤の名前がはっきりわかりません。)からはげてきてしまっている
ようです。
コーティングのし直しではなく、一回きれいにはがしてワックスがけにしたいと
思っているのですが可能でしょうか?
また、コーティングがはがれてきてしまった方、どのような対処をされていますか?
仮住まいまで検討?
二年前に新築マンションを購入した際全国展開しているコーティング会社に塗って頂きました。
絶対に剥がれないと謳っていたんですが所々剥がれだし、何度も補修した結果張替させて下さいとの連絡がきました。
剥がれの原因は不明で調べても分からず初めての事だそうです。
そこでフローリング全面張替なんですが仮住いが必要なのか必要じゃないのか日にちがどの程度かかるのか床材メーカーと相談してから連絡しますと言われ1ヶ月待っている状態です。
こういう場合は仮住いは必要でしょうか?
床材との相性によっては、しないほうがいい?
ダイケンのWPC-Wあたりだと、コーティングはしないほうがよいのでは?
結局、業者次第というのが懸念要素。
- 外注?
- 下請け?
- オプション?
どのプランで選ぶべきかを考えるだけではありません。
万が一剥がれた際の補修の際や塗り直しの際には、その部屋全面をやり直す。
ということは、その作業時間や手間はどうする?
生活が始まってからの事をしっかり考えて計画を立てることが大切。
フロアコーティング失敗後悔原因
大きく分けるとフロアコーティングも注文住宅の会社選びと同じ事が起こるリスクがある。
- ユーザーへの対応が悪い
- 仕上がりの問題
- アフターフォロー
- コーティングが剥がれる
- 傷はつくし、滑る
- 最悪の場合は?
順にご紹介していきます。
ユーザーへの対応が悪い
どんな顧客でも新しい住まいのために実施をしたいという要望が多いフロアコーティング。
それが、
- 営業の対応
- 現場担当の礼儀やマナー
- 作業後の対応
いずれにおいてもお客様目線になっていない。
こう感じた時、会社に対して不信感や不安、憤りを感じる人は多い。
仕上がりの問題
コーティングで最も重要なのは作業前の清掃などの下地処理。
コーティングの施工ばかりに気を取られる担当者がやるとどうなるのか?
- 髪の毛や小さなゴミ、ホコリが目立つ
- 凹凸がある
- 商品の塗布量にムラがある
- ボンドや接着剤などが巾木などに付着している
現場によっては、日当たりや気温、湿度などの問題も関係する。
シート系フローリングの表面シートは離型剤(読み:りけいざい)が付着している。
※離型剤とは、パンやコンクリート鋳物など材料を型にはめて製品を作る過程における方から製品をスムーズに取り出すために使用される薬剤のこと。
つまり、現場ごとの状況を見極める知識や経験、実績がないと施工担当者によって、大きく差が出やすい。
アフターフォロー
アフターにはいろいろな悩みや不安が存在します。
- 家具を移動させたい
- グランドピアノ等を置けるのか?
- 床の掃除の方法の確認
こうした質問にも責任感がある人がきちんとコーティングだけでなく、何よりもご依頼を下さったお客様であることを忘れないことが大切。
でも余裕がないと適当にその場しのぎの回答で逃げてしまう事もある。
小さい会社ほど人手不足も関係して「つい」というのが残念。
コーティングが剥がれる
剥がれる原因もいろいろあります。
例えば、
- 下地処理の問題
- 塗布した量
- 商品自体の問題
- 日焼けによる劣化
- 付着物の処理忘れ
いろいろあるけど、それは人がやったことなら、責任追及だけでなく、修正方法を幅広く提案することが求められる。
これも同じで、その場しのぎの回答が目立つ。
傷はつくし、滑る
「傷がつかないから安心。」
こんな説明をしている新人の営業マンも珍しくない。
しかし実際は?
- 擦り傷
- 凹み傷
- えぐれ傷
いろいろつくこともあります。
なぜか?
【劣化の要因】
- 天候
- 湿度
- 技術的な問題
- 商品そのものの問題
- フローリング自体の硬度
忘れないでください。
どんなコーティングを行っても傷がゼロということはありません。
「つきにくくなる」だけです。
1年2年の間で擦り傷などが多く入るのは技術的な問題。
いろいろなケースをきちんと確認しておくことが大切です。
ペットのケガ
自分たちがせっかく投資をしたのに、滑りやすいことを認識していないことが原因で以下のようなケースがありました。
ペットが入居日当日に骨折。
これは別にコーティングをしていない家庭でも起こりえる事故。
でもこの家族が説明を受けた時には一言もそんなリスク説明がなかった。
こういうこともあります。
ぜひ、ペットではなく、家族だと思っている方は、会社の説明をくどくなってもいいから質問攻めしておきましょう。
フロアコーティング失敗後悔回避術
フロアコーティングそのものは否定する材料ばかりではありません。
問題は、その施工をする会社やお客様の担当をする営業マンや施工担当者。
つまりは、「人」における見極めです。
- 説明
- 保証
- 床材の情報
- 価格(支払い方法)
順に解説していきます。
説明
最も重要なのは、契約前における説明。
言った言わないをつくらない。
これが最も重要。
でもどうしたらいいのか?
この方法は、いくつかあります。
必ず重要なことは電話で相談しない。
メールやLINEでデータとして残す。
契約書を隅々まで読み返し、メモで補足をする
初めて対応させていただくスタッフもいます。
こういう時にも先輩や上司に細かく確認を取らせてあげることもその担当者がきちんと仕事をこなせるようになる教訓。
横柄な態度やクレームばかりを言わないように気を付けましょう。
保証
保証は、さまざまです。
- 修正なのかやり直しなのか?
- 直しの依頼はどのくらいの期間(時間)が必要なのか?
- 誰に?何を?どのように?を確認する
- 費用のかかる対象と無償対象の違い
上記のような内容を全て書面やデータで受け取るようにしましょう。
床材の情報
自分たちが扱う床材のデータは正確に伝えましょう。
会社名と型番を伝えるのが無難です。
床材によって、施工方法も異なります。
下地処理の手間や内容も違います。
つまり、情報の不足が招く失敗原因は存在するのです。
確認すらしてこない。
これは業者として違う会社を比較したほうが無難です。
さらに、もし心配なら、建材メーカーに直接問い合わせるのもおすすめです。
価格(支払い方法)
価格は適正と言えるのか?
この答えは、施主の感情やモチベーションによっても感じ方は変わります。
多少価格が高くてもハウスメーカーや工務店の保証対象にしておくほうが無難という考え方もあります。
私たちは、外部の会社はなるべく入れないように心がけました。
他社より安すぎるという場合も注意が必要です。
高い金額は安心材料?
それも違います。
大事なのは、内訳です。
下地処理や処分費用、人件費など項目ごとの費用を確認するようにしましょう。
あなたの期待に応えてくれる会社にたどり着くことを願っています。
引用元