2階リビング防犯対策が難しい理由失敗例を解説
2階リビングの失敗やデメリット、防犯対策の難しさをご紹介しています。
このページをご覧頂き有難うございます。
サイト管理人 2児パパニッキーと申します。
2階リビングの悩みは、暑さ対策、防犯対策等悩みが多いのが事実。
このページでは、
・2階リビング防犯対策が心配される理由
・2階リビングに取り入れたい防犯対策
・2階リビングで防犯対策の失敗例
以上の3点を中心にご案内していこうと思います。
新築一戸建て間取り設計計画中の方で、2階リビングを採用してみようと考えている方も多いと思います。
実際、2階リビングの場合、注意しておかなければいけないデメリットはいくつかあります。
あなたの情報収集の1つとしてお役立て下さい。
2階リビング防犯対策が心配される理由
2階リビングについて失敗例として防犯対策が心配される(デメリット)理由について私自身の体験を含めてご紹介していきましょう。
1.玄関から1階での様子が全く解らない
防犯上、2階が侵入口になるのは、2階用の扉や階段がないケースには該当はしません。
しかし、防犯上必要な1階の様子は全く分からない状態になってしまうのです。
私の実家も、3階建てとなっていて、3階がリビングという特殊な構造になっています。
この場合、1階の様子はかなり解りにくい。
でも、実際に困る事情はそんなに無いのでは?
と思う方もいらっしゃると思いますので、実際、私たちが困った事例をご紹介していきましょう。
2.2階以上のリビング生活で実際に困った体験記
実際、夏の暑い時期、空気の入れ替えを含めて、窓を開けておくというシーンは当然あると思います。
しかし、この生活習慣のせいで、次のような事態が起こったのです。
・就寝前の1階の確認・雨が降った時には、しまっているかの確認
・カーテンを付けて置かないと「人が1階にはいない」と解りやすい
・自動センサー付ライトなどを使わないと電気の消し忘れも多くなる
・水関係の物(水道等)があったら閉め忘れの確認も必須
とにかく、防犯上も含めて、やることがいちいち2度手間の可能性も高い。
すると、住み慣れてくるとどうなるのか?
少々の事では徐々に動かなくなってくるのです。
このタイミングこそが、防犯上最悪の時期。
意識していた1階の様子が、少々の事では気にならなくなり、物が倒れたりしても、
・「なんか倒れたんだね。」と日常会話の一つになってしまうのです。
防犯は、意識が非常に大切。
だから、逆に「意識が薄れやすい空間つくり」となってしまう2階リビング。
時間の経過とともに、住人の気持ちを「勝手な安心」「少々の事では動じない緊張感」にさせてしまう怖さがあるのです。
では次に、その状況になってしまった時でも安心の防犯対策をご紹介しておきましょう。
2階リビングに取り入れたい防犯対策
2階リビングを採用する際に、1階のセキュリティ強化に役に立つ内容をご紹介していきましょう。
1.1階窓やドアすべて防犯ブザーを設置
まず一番簡単な方法として採用してほしいのは、すべての窓やドアに防犯ブザーを設置する事。
これをすることで、住民の意識を含め、以下の効果が見込まれます。
・窓を開けっぱなしにする時間の短縮。
・意識的にドアや窓を閉める習慣が生まれる。
・万が一、施錠を忘れた窓やドアも防犯ブザーが働く。
自分たちが被害にあうなんて思ってなかった。
被害者になった方はよくこう話しますが、やはり防犯というのは、「一瞬の隙が命取り」という気のゆるみが被害の原因。
ですから、意識的に心がけるのは、うるさく鳴るから。
これが非常に防犯には役に立ちます。
2.「犬がいます」などの張り紙などで被害をおさせる
防犯ブザー等はコストもかかる事ですから、簡単にできる防犯対策もご紹介していこうと思います。
それは、
「犬がいます」などの張り紙やイラストボードを用意しておくこと。
実際は、いても居なくても関係ないのです。
「動物がいるかも」と伝える内容が外にあるだけで、相手の抑止力につながる事がとても重要。
実際、自分の友人で、被害にあった家庭も、これを実施してから、そのせいだけではないと思いますが、再犯は防げているそうです。
3.中と外の連動型または時間でセキュリティ用の点灯をする照明を使う
1.2どちらもやりにくいし嫌だという方に最後にご紹介するのは、自分の家の中の照明を工夫するという物。
最近は、外構用照明も人感センサー付が増えてきました。
そこで、人感センサーの連動により、家の中の照明も付くタイプの照明もあるのを皆様ご存知ですか?
家の中の自動スイッチを入れておく事で、外からの信号をキャッチした数秒後、1階の電気が付く。
非常に、セキュリティ上手間がなく、簡単な防犯対策と言えます。
皆様のより使いやすいセキュリティを実践してみて下さい。
では、防犯対策における失敗例もご紹介していきましょう。
2階リビングで防犯対策の失敗例
2階リビングを採用して、間違った防犯対策をして、まったく効果を出さなかった事例についてご紹介していこうと思います。
1.庭に巻いた防犯砂利。しかし、音は聞こえず。。。
最近は、外構工事用の砂利の中に、防犯砂利というタイプが販売されています。
しかし、この防犯砂利、実際敷いても、聞こえなければ意味がないのです。
具体的に防犯砂利の良い例と悪い例を見てみましょう。
良い例
人がアプローチに入ってきた → 防犯砂利が響く → 家の中から、「ちょっとお待ちください。」等と声がする
この場合なら、効果がしっかり出せていますよね。
しかし、悪い例では
人がアプローチに入ってきた → 防犯砂利が響く → 家の中では笑い声が上の階から聞こえてくるだけ。
これでは、まったく防犯砂利の効果が出ていないのです。
防犯砂利は、実際、家の中まで響いて、家の住人が反応して初めて効果を発揮します。
ですが、聞こえない防犯砂利はあってもなくても一緒。
これでは、投資の意味が全くなくなってしまうので、注意しましょう。
もう一つは2階リビングだからこそあり得る意味のない設置。
2.人感センサーを玄関付近につけたのに、リビングからは見えない
駐車場の車庫入れを含めて、人や車が入ってくる時だけは明るくするようにしておこう。
この意識から、人感センサーを採用しておく事は防犯上にも使いやすい状況だと思います。
しかし、肝心のセキュリティ面に活かす事の流れを考えていない場合にありがちな失敗例は、
玄関を見る事の出来る窓がリビングのどこにもない!
これでは、セキュリティではなく、泥棒に道案内をしているようなもの。
上を見ても見張られる様子がなければ安心して侵入してこれますよね。
防犯グッズはただ付ければいいのではなく、活用して初めて効果があります。
十分注意して用意していきましょう。
こうした意味を含めて、
等の記事をご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。
具体的なリビング内装における悩みについては、
等もぜひ新築一戸建て間取りの参考にしてください。
セキュリティを考えて、目隠し?なんて考え方をお持ちの方には、ベランダに目隠しの工夫|選び方注意点もご紹介してます。
この記事を最後までご覧頂き有難うございました。
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