新築一戸建て間取りのシミュレーションはどうすればいいのか?体験記をご紹介しています。
この記事をご覧いただきありがとうございます。
新築間取りはシミレーションで確認しておくべきだ!
こんな感覚で新築間取りを検討している方も非常に増えてきました。
- 3Dツール
- 無料間取りソフト
- 家具配置レイアウトシミュレーションソフト
分析やイメージするためのツールもさまざまな形を見せています。
新築後悔間取りランキングベスト10もご紹介しています。
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、体験を活かしてサイト運営をしています。
新築一戸建て間取りのシミュレーションを行うとはどういうことなのか?という点について、
新築一戸建て間取りシミュレーションのコツ1.計測より大切な事
新築一戸建て間取りシミュレーションのコツ2.失敗しやすい方法
新築一戸建て間取りシミュレーションのコツ3.動作確認
以上の内容で、ご紹介していますので、失敗しない間取りシミュレーションをぜひ活用して下さい。
新築一戸建て間取りシミュレーションコツ
新築一戸建て間取りをシミュレーションする際に、重要なポイントをご紹介していきます。
現状を基準
新築一戸建て間取りシミュレーションをしていく中で、最初に重要視して欲しいのは、現状を基準とすること。
何故か?
・現在使っている収納
・座って足を伸ばしているスペース
・動く動作の中での歩数
これらの延長にあるのが、間取り。
何も特別に間取りの寸法を取る事がシミューレションではありません。
大切なのは、現状と比較した時、どのくらい狭くなったり、広くなったりしているのか?
この点を最重要視したシミュレーションを心がけて下さい。
家具購入配置想定は難しい
新築購入時に、家具を新調する場合、シミュレーション上で以下のような家具のシミュレーションをしていませんか?
・ソファ配置イメージ
・ベッド配置イメージ
・テーブル配置イメージ
・テレビ台配置イメージ
このような配置をしている中で、シミュレーション上では、残り何センチなんて言葉があります。
しかし、実際に生活している時にその場所に欲しい動作を含めたスペースはサイズ通りになりますか?
・手を伸ばす物
・正面で屈みながら作業をする物
・扉の開閉スペース+人の位置
これらを反映したシミュレーションをしているケースはほとんど有りません。
よって、家具のシミュレーションをあてにする憶測は失敗後悔の原因にもなりやすいので、注意しましょう。
作り付け収納のみを計測基準で考える
新築一戸建て間取りのシミュレーションの中で、唯一間取り通りと考えて計画できるのは、収納。
収納の内寸法がわかれば、収納できる物の量も入る物も計算できます。
よって、収納の中でも、作り付けされたハンガーや引き出しなどについては、シミュレーション通りの計画を遂行していきましょう。
では続いて、新築一戸建て間取りのシミュレーションをしていく中で、失敗後悔の多い原因をご紹介していきます。
新築一戸建て間取りシミュレーション失敗
新築一戸建て間取りシミューレションにおける失敗しやすい想定方法をご紹介していきます。
新扉全開時想定ミス
新築一戸建て間取りのシミュレーションの過程に、家具搬入ルートがあります。
家具搬入について、
- 室内ドアを全開にした時に、ドアノブ等を含めた内寸法の想定不足
- スライドドアを全開にした際の収納スペースとの重なり
こうした単純な想定ミスが非常に多くなりやすいので、十分注意して下さい。
間取りのシミュレーションはあくまで全体像。
扉を開けた時の欲しい余白スペースも十分注意してシミュレーションしておきましょう。
よって、体感で確認する方法は、最後にご紹介する動作で判断していきます。
用途ベースの採寸
間取りを決める際に、ついつい注目してしまうのは、用途。
特に、子供部屋が狭いという失敗後悔には、寝るだけという言葉が先行し、家具が入るのかどうかを基準にできていない事が多いのです。
日常的に使う家具であれば、60cm規格の収納がいくつ入るのか?
この想定をしておけば、かなり収納スペースを配置することが出来ます。
しかし、用途ばかりを気にして、
・置く物の数が増えた時の想定ができていない
→窓が開けにくいような部屋に変わる未来
等の簡易的なシミュレーションをすることで、実際に住んだ時には狭い、暗いの悩みを抱える方が多いのです。
ぜひ、用途をプラスアルファをベースにした形で想定して下さい。
・ウォークインだから服がかかればいい。
→夏想定ではなく、冬のアウター+冠婚葬祭用は確保しましょう
こうした単純な人の動きをプラスして想定したシミュレーションを心がけることで、失敗後悔対策になります。
採光と照明のバランス
新築一戸建て間取りシュミレーションをする際の失敗後悔の原因として、採光と照明も重要なイメージ。
広い狭いだけのシミュレーションにとらわれてしまうと、以下の点を見落とします。
・どこから光を取り入れたいのか?(窓の配置)
・どこまでを自然の光で賄うのが節電にもなるのか?
・1つの照明でどこまでの部屋の明るさを確保するのか?(間仕切り含めた配置の工夫)
こうしたポイントをシミュレーションに含めて想定しておきましょう。
でないと、
暗いし照明の光が届きにくいスペースが生まれるリスク
→こんな家を建てたくて注文住宅を選んだのではない
シミュレーションは、広さより用途、動作、収納量、物の動き、光の確保を想定する事が大切です。
では最後に、新築一戸建てを狭く感じない準備としてのシミュレーションをご紹介していきます。
新築間取りシミュレーションと生活動作
新築一戸建て間取りをシミュレーションする最大のコツは、現状との比較であることをお伝えした上で最後の動作確認をご紹介していきます。
新築一戸建て間取りシミュレーション動作 座るスペース確認
間取りのシミュレーションが成功する根本的な部分は、動作から見た間取り。
・歩いて何歩の間取りか?(広さ想定)
・座った時有足を伸ばして、対象物との距離は?(圧迫感回避)
・ベッドから下りて歩けるスペースは?(生活動線)
・キッチンの収納は正面にしゃがんで作業ができるか?(家事動線)
・扉を開けた状態で人がの物の出し入れ含めたどう探しやすいか?(家事動線)
・行ったり来たりをしなくても、動線は1本でやりたいことが出来るか?(生活動線)
このような間取りを生活をする人自身を基準に考えてシミュレーションして下さい。
そうすれば、シミュレーションの結果、狭いと感じる根本的なスペース不足も明確化します。
・幅を足せば広く感じる間取り
・奥行きを足せば圧迫感を避けられる間取り
何畳であったとしても使う人の動くスペース+置く物の量と圧迫感次第で、広さの体感も違うのが間取り。
自分の使いたい幅や歩きたい歩数を常に基準としながら、距離感を想定した間取りを作る。
この決め方を基準で、シミュレーションを重ねればほぼ自分のイメージとおりの新築一戸建てが完成すると思います。
この記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後までこの記事をご覧いただきありがとうございました。