- 注文住宅を検討している。
- ハウスメーカー、工務店の資料やカタログを集めたい
- 新築一戸建ての家づくりを始める計画を立てている。
- カタログ請求をしたら営業がしつこく電話とかしてくるの?
- 一括の資料請求とそれぞれの会社ごとに請求するのとどちらが良いの?
家を建てる(注文住宅)を検討する際に多くの人が不安を抱える内容について、おすすめと対処法をご紹介しています。
今回の記事では、以下の目次でご案内しています。
ハウスメーカー一括資料請求サイトの比較
注文住宅ハウスメーカー資料を集める注意点
ハウスメーカー一括資料を集める苦労と手間
ハウスメーカー一括資料請求利用前の豆知識
ハウスメーカー資料請求後の営業マン対策
ハウスメーカーカタログ請求に多い悩み
人生で最も高い買い物をすることになるのが、家づくりや不動産購入。
事前に資料を集めてじっくり検討をした人ほど失敗後悔のポイントを多く見つけることが可能になります。
理想の家づくりを実現するためにもカタログ一括請求サイトを利用することはさまざまなメリットがあります。
- ハウスメーカー一括資料請求サイトおすすめ一覧
- タウンライフのおすすめポイント
- ライフルホームズのおすすめポイント
- 持ち家計画のおすすめポイント
順にご紹介していきます。
ハウスメーカー一括資料請求サイトおすすめ一覧
まずはサイトを一覧で確認しておきましょう。
サービス名 | 一括資料請求 | 間取りプラン 見積り作成 |
タウンライフ | 可能 | あり |
ハウジングバザール | 可能 | あり |
ライフルホームズ | 可能 | なし |
ここがポイント
- 建築会社の名前しか知らない会社はどうやって調べる?
- 一括請求は、どのように使うと効果的?
- それぞれのサイトを全て使うとメリットあるの?
こんな内容についてもご紹介していきます。
タウンライフの特徴
- まだ全くどこの会社にするのかは決まっていない。
- とりあえず間取りプランを集めたい。
こんな人にはタウンライフでの資料請求がオススメ。
タウンライフのメリット
- 対象が600社
- 資金計画の相談も可能
- 3社まで同時に請求が可能
- 間取りプラン作成サービスあり
このように、家づくりをまだ何も分からない人がいろいろな相談をしやすい環境を整えている。
土地探しの場合は、その相談も対応可能。
ハウスメーカーなのか工務店なのかも決まっていないという方にも利用が可能なのが嬉しい。
他にも火災保険、地震保険、引越し等の一括の見積りも対応しているので引渡しまでいろいろなサービスで相談が可能です。
ハウジングバザール
- 百聞は一見に如かずを大事にしている。
- まずは実際にその会社が用意した家を見てみたい。
こんな人におすすめするのが、ハウジングバザール。
ハウジングバザールのメリット
- 地域密着の工務店も幅広く対象としている点
- 間取り作成サービスも受けられる
- 家づくりに役立つ木造住宅の基礎知識の本をもらえる
上記のポイントで最も重要なのは、3つ目の木造住宅関連の本。
この本のおかげで私も現場から離れた数年分の知識が十分カバー出来ました。
ただ資料だけを集めるのではなく、より深い知識を身につけておくことは大切。
ただ無料でもらって終わりというのではなく、何をどう見極めるべきか?
これがわかるのは、ハウジングバザールのみです。
ライフルホームズ
- 木造と鉄骨も決まっていない
- 坪単価と予算から会社を絞り込みたい
- ガレージやコの字、外観等のこだわりが明確にある。
こんな人におすすめしたいのが、ラフルホームズ。
あくまで、予算から会社を決める。
こだわりを実現可能な会社のみに絞り込みをしておく。
これは、余分な情報を見ないようにする上でも非常に大事な考え方。
知名度とか有名とかそういう目線だけでは、自分たちの理想の間取りは手に入らないこともあります。
具体的には、屋根裏や屋上が欲しいと思った時、坪単価がかなり高額になる会社と対応不可という会社があります。
しかし、この点を資料請求で比較することは困難。
よって、こういう事前に的を絞った計画を立てるなら、ライフルホームズのほうが近道。
注文住宅ハウスメーカー資料を集める注意点
ハウスメーカーでも工務店でも住宅会社の資料請求をする上では注意していただきたいことがあります。
資料請求を目的に展示場に行くのは間違い
マイホームセンターやモデルハウスなどの展示場に行けばその会社の資料やカタログは簡単にもらえるのでは?
私も実際同じことを考えた一人。
確かに構造体や基礎等の資料なども展示されているのでわかりやすい点もあります。
しかし、この行動によりあなたが損をする点はあります。
担当者が決まってしまう現実
家を建てる時に必ず関わるのが、営業と設計という2者。
この中で、こちらの都合で簡単に指名や変更ができないのが営業マン。
そして、営業は、展示場に行って名前を記入してもらった人が担当になるというのがルールになっています。
つまりは、展示場に足を運んだ時点でもうあなたの担当は決まってしまう。
これは、事前の資料が欲しい段階の人にとっては大きな選択ミスとなりかねません。
十分注意をしておくことをおすすめします。
注文住宅家づくりと資料請求の重要性
家づくりだけでなく、カタログや資料というのは各社がいろいろ用意をしてくれています。
中には、冊子などではなく、PDFファイルでネット上で閲覧を可能としている会社も出てくるかもしれません。
しかし、この場合でも基本的にカタログはその会社の強みを出しているのです。
- 基礎は布?
- 設立は何年?
- 建築実績は年間何棟?
- 外張り断熱などの断熱性能、C値、Q値等の気密性の特徴
- 間取りの特徴
- 外壁の種類、メーカーの選択肢
- キッチン、トイレ、お風呂等の標準設備
- エアコン、照明などの家電設備関連
- カーテン、内装(室内ドア・玄関)などのインテリア
とにかく、たった1冊にまとめる資料では、よくあるQ&Aを含めてどういう情報をまとめているのか?
この点でその会社の強みがはっきりしています。
見ているだけでもある程度違いが見えてくる。
これをやっておくと無駄に展示場巡りをする時間や手間を省くことが可能になります。
ハウスメーカー一括資料を集める苦労と手間
展示場などが近いからすぐ近所だし散歩を兼ねて行ってくるか!
こんなことを考えている人は、簡単に何でもすぐに用意してくれるかと言えば違います。
モデルハウスや展示場には、必ず受付という流れがあります。
- 氏名
- 住所
- 電話番号などの連絡先
このような容姿を記入してからでないと資料を渡さないという会社も中にはあります。
下記のようなケースも多いです。
- 営業が全員外出中
- 直接話が聞ける人が誰もいない状態でいちいちアンケートだけ書かされた
- 営業が出てきて、予算や土地の有無、現在の仕事など質問攻めにされて時間を取られた
まず資料だけを欲しいと思うなら、その分の時間を有効活用しましょう。
展示場 | 資料請求のみ | |
時間 | 移動時間が必要 | 移動の必要なし |
手間 | 手書きでアンケート記入 | 住所等の入力のみ |
質疑応答 | 必ず質問はあります | なし |
こうして考えてみると、1社から資料をもらうために15分から30分以上必要とするくらいなら、口コミや評判を1件でも多く確認するほうが大事ではないでしょうか?
ハウスメーカー一括資料請求利用前の豆知識
最近は、店舗型の住宅相談を受け付けている会社も多くなりました。
保険の窓口の住宅版みたいなものですよね。
でもそもそもカタログなどの一括請求を行う会社はどんなシステムで稼働をしているのか?
この点もお伝えしておきます。
一括資料請求サービス会社の特徴
以下のような特徴があります。
- 全国のハウスメーカーや工務店に無料掲載の登録を促す
- 注文住宅等大きな枠の中で、まずは家づくりを検討する幅広いユーザーの会員登録数を確保する
- 家の建築予定の方のリストが集まったら工務店やハウスメーカーに紹介の手数料を交渉する
- 住宅購入検討者に対して、予算、こだわりなどのデータ収集を代行して行う
- 実際に資料を送りながら、そのデータを工務店や各会社に共有する
このように作業を行っており、ユーザーからは一切の費用を請求せず、紹介した会社の1件単価を設定した額を請求しているのです。
つまりは、インターネットの接続環境があれば、誰でも案内を受け取れるようにする仕組みを作った分の手数料を各社から受け取っているのが流れになります。
一括資料請求サービス会社おすすめの活用法
全ての会社が同じ会社を掲載しているわけではありません。
中には手数料の問題から、1社にしか掲載していない会社もあります。
資料を送付してもらうという代行会社を利用することに積極的ではない会社もあります。
ですから、必ずすべての会社でまずは無料登録から始めることが大事。
実在するのに、登録がなかった。
このような時には複数の会社で検索をすると1つだけ出てきたということも珍しい話ではありません。
私がオススメする3社の利用の流れ
今回私がご紹介をした会社にもそれぞれ特徴があります。
まずは流れとして、以下のような手順で進めてみると話は分かりやすいと思います。
- ハウジングバザールで木の家に関する本を手に入れるために数社から資料請求を行う
- ライフルホームズにて、こだわりの家を実現するためにメインで知りたい会社の資料請求を行う
- タウンライフで自分たちの間取りプランの相談を持ち掛けてみる
もちろん、1のハウジングバザールでも間取りの相談は可能ですから、後日に照らし合わせるために間取りプランを別の日でお願いするというのはさらに良い方法だと思います。
この流れで実行することで、地域密着の会社や規模の大きいハウスメーカーの違いがかなり見えてくると思います。
優良工務店とか名前は有名と思って期待していても実際の資料はわかりにくいということも出てくると思います。
こういう資料やパンフレットを大事に扱っていないということはやはり説明も曖昧な点が多いというのは私も感じました。
ある意味、会社の顔のような存在。
より丁寧に初心者や素人にもわかりやすい言葉や表現で案内をしているのかを見極めることは大切です。
ハウスメーカー資料請求後の営業マン対策
まずは個人情報を入力するという手間があります。
- 氏名
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
これらの情報をきちんと入力しておくことが大切です。
そして、この後に営業がどう対応してくるのかを見極めるより先にこちらから情報を1つ提供することが重要。
事前の電話や訪問拒否を通知する
私自身も実際にやったことのある方法です。
それは、以下のような内容をきちんと先方に伝えること。
- 電話による連絡は一切お断りいたします
- 資料請求を行っておりますが今はまだカタログを見るだけで具体的にお話しできることはございません
- ご縁がありましたらこちらからご連絡をさせていただきます
この3つの要件をきちんと伝えておくことが重要です。
企業にとっても、しつこい勧誘とか営業がうざい等とSNSや掲示板等で書かれる事は全国に影響を悪いイメージを与えるため慎重に対応をしてくれます。
考えている人にはきちんとその魅力を伝えてほしい。
でもまだ具体的な内容がないのであれば、まずは資料のみ。
このスタイルをきちんと守れない会社があれば、資料請求を行った各社のお客様相談窓口に連絡をしましょう。
やはり、そういう会社を紹介しているとなれば、第三者の会社であったとしてもそのサイトのイメージにつながりかねない。
ですから、直接の資料請求よりもこの方法のほうが確実に営業マン対策ができることを知っていただきたいと思います。
きちんと補足をすることも可能なのを多くの人は知りません。
まずはこれだけでも知っておくことで自分の将来の対応する時間を省くためにちょっとした文面ですので活用しておいてください。