![アイランドキッチンでリビングの広さが犠牲になる?LDK何畳なら使いやすい?](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/uploads/2020/01/アイランドキッチンでリビングの広さが犠牲になる-LDK何畳なら使いやすい?.jpg)
憧れのアイランドキッチン!
開放感と使いやすさを兼ね備えた理想の空間を実現したい・・・
でも、リビングとの広さのバランスはどうすればいいの?
アイランドキッチン関連記事。
![アイランド型キッチンデメリット](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
アイランドキッチンメリットデメリット|その他との比較ポイント
今回の記事では、アイランドキッチンを設置する際のリビングとの広さのバランスについて詳しく解説します。
アイランドキッチンに必要な広さ
![アイランドキッチンとリビングの広さ提案](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
アイランドキッチンを設置するには、キッチン本体の大きさだけでなく、周囲の動線も考慮する必要があります。
- アイランドキッチン本体:幅120cm~240cm、奥行き90cm~120cm
- 周囲の動線:最低80cm~90cm
LDK面積は最低でも20畳以上
![LDK面積は最低でも20畳以上](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
まず全体の空間で考える。
人の動きが自由になるのがアイランド型の本来のメリットを十分に生かすためには何を求められるのか?
この答えは、LDKのあるフロアの幅と奥行きのバランスです。
我が家はLDKで17畳です。実際の間取りは↓
![新築一戸建て間取り図実例画像](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
上記の1マスは、90㎝×90㎝。
つまりは、以下のようなバランスになっているのです。
リビングで幅3m×奥行き3.2m。
ダイニングで幅1.8m×奥行き3.2m。
キッチンで幅2.7m×奥行き3.2m。
この寸法で、270㎝のペニンシュラキッチンを入れるのが限界。
ということは、畳1畳分を約1坪とするなら、アイランドタイプを設置するなら、当然今の建物のキッチンの壁にになっている部分に同じように通り道がなければバランスが悪い。
その部分をつくるのに、1.5畳を必要とします。
これだけで、リビングの面積は変わらない状態で、16畳プラス1.5畳で17.5畳。
廊下のスペースを入れて、18.5畳となります。
だから、20畳は必須ということです。
アイランドキッチンとリビングの必要面積
![アイランドキッチンとリビングの必要面積](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
設置する際にはリビングとの広さのバランスを考慮する必要があります。
最低でも18畳以上
![我が家のイメージ](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
アイランドキッチンを設置すると、リビングが狭くなる場合があります。
- リビング全体の広さ:最低でも18畳以上
- アイランドキッチン設置後のリビング:最低でも10畳以上
設置するには、キッチン本体の大きさだけでなく、周囲の動線も考慮する必要があります。
- アイランドキッチン本体:幅120cm~240cm、奥行き90cm~120cm
- 周囲の動線:最低80cm~90cm
つまり、アイランドキッチンを設置するには、幅200cm~320cm、奥行き170cm~210cmのスペースが必要になります。
リビングとの広さのバランス
アイランドキッチンを設置すると、リビングが狭くなる場合があります。
- リビング全体の広さ:最低でも18畳以上
- アイランドキッチン設置後のリビング:最低でも10畳以上
リビングが10畳未満の場合は、アイランドキッチンを設置すると圧迫感を感じてしまう可能性があります。
広さを確保するためのポイント
- コンパクトなアイランドキッチンを選ぶ
幅や奥行きの小さいアイランドキッチンを選ぶことで、リビングの広さを確保できます。
- リビングとキッチンの間仕切りをなくす
リビングとキッチンの間仕切りをなくすことで、空間を広く見せることができます。
- 家具の配置を工夫する
リビングの家具を壁際に配置することで、アイランドキッチン周辺の動線を確保できます。
アイランドキッチンとリビングの失敗注意
![アイランドキッチンとリビングの失敗注意](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
自分たちが使いにくいと感じないための注意点はシンプルです。
広さは正方形単位で計算
![広さは正方形単位で計算](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
何畳あるから広く感じる。
この感覚も人それぞれ違います。
ゆったりと単世帯が過ごせればよい。
こう考えるなら、家を大きくするというのではなく、正方形単位で計算をするのです。
長方形のほうが目に入ったときに狭いと感じます。
やはり壁と壁の距離がゆったりしている空間が広いと感じやすいのです。
アイランドキッチンを中心として、その正面に物がほとんどないスペースがどのくらい確保できるのか?
この答えを考えるとイメージしやすいです。
解放感と快適に多い失敗
![解放感と快適に多い失敗](https://xn--68j470g8tafkj4mkvppznw11aoef.xyz/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
中には、工夫やアイデアと思って採用したが、失敗したという内容があります。
それが、吹抜けや天窓といった内容です。
吹き抜けを使えば確かに開放的な空間には見えます。
でも、その分空気の循環に工夫が必要になります。
寒い、暑いという悩みがあったらいくら広いスペースでもいらないと感じてしまうのです。
今の生活に実際に存在しないものを取り入れるのは注意が必要です。
本当にその工夫やアイデアは必要なのか?
そう考えると、正直余ったスペースを無理に使おうとしているだけのことも多いのです。
アイランドキッチン設置を検討する前に
設置スペース
上記の広さを確保できるか確認しましょう。
換気扇の性能
油跳ねや臭いを抑えるために、高性能な換気扇が必要です。
コンセントやスイッチの位置
アイランドキッチン周辺に使いやすい場所に配置しましょう。
アイランドキッチンコンセントの数や配置で使いやすいを目指すポイント
掃除のしやすさ
アイランドキッチンは掃除がしやすいものを選びましょう。
アイランドキッチンは、リビングとの広さのバランスを考慮しながら、メリットとデメリットを理解した上で設置を検討することが大切です。