30代40代50代となると徐々に迫ってくる退職や引退という二文字。
定年退職を迎える事がどこか心配の種という夫婦も多いはず。
理由は簡単。
老後の生活に必要な資金と今ある貯金と年金の合計額に不安を感じるから。
若い時から計画的に少しずつでも貯蓄をしている夫婦もいる。
一方でお金は右から左に入ってきた分をそのまま使ってしまって、貯金をほとんどしてこなかった世帯もある。
生活費
収入
行く末の介護のお金。
実際に介護を受けている状態では、年金だけでは足りないと息子や娘が生活費を削って捻出しているケースもある。
子供たちにある程度迷惑をかけないような準備をするにはどうすればいい?
実際に私自身も親がもうそろそろ定年という時期に家計や保険の見直しを相談される事もある。
しかし、60歳を過ぎてからの医療保障を受ける計算は正直採算が合わない事も多い。
できるかぎり生活費を削らない状態で考える方法をご紹介していきます。
これまでにも老後の貯金という悩みについては、以下のような記事を書いてきました。
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私のサイトは、不動産住宅物件探しから、住宅ローン返済中も失敗後悔をしないための情報をご紹介しています。
自分で購入したマイホームがあっても住宅ローンに追われて老後の生活が成り立たない!
こんな不安を抱える人も多いはず。
生活費
子どもの教育に必要が学費
生命保険、火災保険、地震保険、車などの保険料の支払い。
毎月の収入の程度に応じて、それぞれの家計に見合う将来の準備が必要。
実際にこれまでの数年における日本の変化も多くの内容が制度としても変わってきている。
これからも苦労が増える。
支出は確実に増えていくはず。
我が家も2019年の年間の収支の中で、増える見込みがない年間の所得に対し、出費が増える現実。
資産運用?投資?
こんなお金を儲けようとする視点とは違う内容をご紹介しています。
夫婦で老後の貯金は不可能と思えた現実
日本の子育て世代の中には、単世帯でやっていくのは困難と判断して親と同居や二世帯での暮らしを選ぶケースも多い。
しかし、嫁姑の問題や兄弟姉妹でのもめ事をさけるためには最低でも自分たちで何とかしなければいけない状態もある。
こうした時、住宅ローンがある中では、老後の貯金はほぼ無理だと思えた内容をご紹介していきます。
年金は最低でも介護のために残す
よく高齢者世帯からは、こんな声が聞こえてくる。
- 年金だけでは暮らしていけない。
- 生活費だけで消えてしまう。
- 現在ある貯金を切り崩すしかない。
年金の支給を受けていても、事実上は家計は赤字。
体力もあるという人は多少働く道を選ぶ事が可能なケースもある。
しかし、65歳以上のシニア世代向けの求人がないようなエリアなら?
例え男性でもなかなか仕事がないという声が多い。
この現実から考えると、やはり退職金や今の国民年金や厚生年金の制度だけでは毎月の貯金を作ることは不可能だと思えてきた。
しかし、いずれは介護を受ける時の負担も待っている。
だからこそ、運用という表現を使うなら、年金を全て介護のために使う準備が可能になるような貯金を用意しなければいけない。
夫婦で老後の貯金を使う目安
毎月の生活費目安はいくら?
この答えは、住むエリアにより大きく異なる。
光熱費
水道代
この2つにしても浄化槽と上下水道という違いがある。
さらに、光熱費もオール電化もあれば、ガスを選んでいる家庭もある。
この2つだけでも平均はかなり違ってくる。
さらには、浄化槽設置エリアなら、点検やメンテナンスの費用が掛かる。
この他にも、医療に対する負担もある。
人生を歩む中で必ず男性でも女性でも少しずつ出費を削りたいと思ってもなかなか削れない部分がある。
老後に使う金額は現役より高く試算
リスクを想定するなら、これから先は、以下のような考え方がポイントになると思う。
- 物価の高騰化
- 保険料の高騰化
- 消費税増税
- 後期高齢者の医療費の負担増
こうした内容は、少しずつ少子高齢化の影響が表に出てくる中で重要になってくる。
保険料も高くなってしまったら?
結局は支払う事すら難しいという状態になりかねない。
このような親になるのはやはり誰もが嫌だと思う。
独身の子供を養うシミュレーション
中高年の引きこもりの増加。
最近の調査による新しいポイントは自分の子供が一生独身で、実家暮らしを選ぶという選択だ。
- 年齢を問わず働く気がない。
- うつ病などの精神疾患に悩む。
- 個人の年収がないから親がその分を負担する。
このような状況になると、以下のような声も増えてくる。
「医療費だけでも高齢者としての負担の準備を必要とするのに!」
これでは、いずれ老後破綻という言葉に直面する可能性さえ出てくる。
だからこそ、まずは老後に少しずつでも貯金をして生活費を節約するという考え方は危険だと伝えたい。
夫婦で老後の貯金を作るコツ
私は今アラフォーの時期に共働きをしない状態でやっている。
この時代に生き、そして、次の子供たちの世代に相続をできる状態になっておきたい。
これが今考えている事。
そのために何をやっておくべきなのか?
どんな勉強を始めたらいいのか?
この答えには、私はこれからの生命保険の考え方がポイントになっていると思う。
掛け捨てはもう終わりにしよう
一般的に高額医療に関わるがん保険などに加入する人は多い。
しかし、これって本当に節約になっているのでしょうか?
- 返戻金がない
- 健康維持をしていたら支払う意味がない。
- 保険金が提供される前には自腹で医療費を支払う状況。
こう考えたら、正直節約になる前に手元に残す方が大切になってしまうケースが増えると思っている。
だったらどうすればいいのか?
私の妻は過去に保険関連の仕事をしていました。
その中で培ってきた商品知識や実際に提供されていた中での人気のプランなどを見ていると、ある特徴があると知ったのです。
それは、掛け金はどうであれ、まとめて支払う先に利子がつき続ける商品がある事。
ライフプランの上では、収入が止まる可能性があれば、その月の生活が成り立たない。
この2つを考えると、払い続けるタイプの生命保険は辞めても損が少ない事が多い。
反対に、一定の期間である程度高い金額を収めてしまった上で放置しても金利がつく。
このようなしくみがあれば、今の給料の中でも対応可能なプランはあると思います。
実際に我が家は、1年間で150万円程度の支払を保険加入の支払条件として契約をしています。
この結果、まとめて戻ってくる金額が老後に2000万から3000万となっていく。
このような状況なら、無理して自分たちで貯める必要がない。
平均寿命が長い事より今足りないを恐れる
最近旅行なんて全く行ってない!
毎月口座残高を見るのが怖い。
子供がいる状況では、夫の病気やケガが収入に直結する者も多い。
徹底した健康管理を心掛ける事も難しい。
これが個人が頭を抱える悩み。
こうした中で、1000万円、2000万円、3000万円以上の住宅ローンの返済をしている。
だったら、今何をしなければいけないのか?
完済を急ぐ事ではありません。
それよりも年間で余った預貯金と来年の収支予測から予備として保管が可能な金額を計算。
この額をそのまま銀行に入れておかない。
生命保険に置き換える。
我が家はこの流れを徹底しています。
生命保険を比較していくと、払い済みという設定が可能な契約が複数あります。
無理なら払うのを止める。
でもこれまでに払った分はゼロにはならない。
この仕組みなら、損をするリスクはかなり減ります。
ぜひあなたにもこういう方法があることを知っていただきたいのです。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。