新築玄関に吹き抜け間取りを使う理由
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玄関の吹き抜けについて、この記事をご覧頂きありがとうございます。

玄関間取りの悩みの中でもおしゃれを追求した方法の1つとして注目される吹き抜け。

しかし、玄関の吹き抜けについては、以下の悩みも多い現代。

  • 玄関の吹き抜け照明はLED,シャンデリア何がいいの?
  • 玄関の吹き抜け間取りにデメリットは?
  • 玄関の吹き抜けと階段を配置するコツは?
  • 玄関の吹き抜けのリフォームは大変?

こんな悩みを抱える方も多いんです。

外からの日差しがどう家に入るのかもイメージ不足は失敗後悔の原因の一つ。

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玄関の吹き抜けについて、以下の内容でご紹介していきます。

玄関に吹き抜け間取りを考える時のポイント

玄関の吹き抜け照明はシャンデリアよりLEDの根拠

玄関の吹き抜けと階段配置の注意点

玄関の吹き抜けのデメリット

玄関の吹き抜けをリフォームするのは大変?

玄関に吹き抜けを検討する間取りや内装を検討する方はまずじっくりご覧ください。

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玄関吹き抜け間取りポイント

新築玄関に吹き抜け間取りを使う理由

玄関の吹き抜け間取りを作る時、意識して頂きたいと思うことをまずはご紹介していきます。

玄関に吹き抜け間取りを作るポイント セキュリティ対策

玄関に吹き抜け間取りを作るポイントセキュリティ対策

玄関に吹き抜け間取りを使った際の2階からの景色を想像していますか?

玄関に吹き抜け間取りを使うとどうしても、2階が見渡せる状況が想定される必要があります。

  • 玄関に入った瞬間に人の気配が殆ど無い景色

➔入った瞬間のセキュリティが甘く感じる

特に、下の画像のような景色になる玄関の吹き抜けは要注意!

玄関吹き抜け2階からの景色

窓があれば、このような景色もあるかもしれません。

やはりセキュリティ対策を考慮すべき現代には、玄関の吹き抜けは十分玄関ドアの鍵等セキュリティが重要といえるのです。

玄関に吹き抜け間取りを作るポイント プライバシー対策

玄関に吹き抜け間取りを作るポイント プライバシー対策

2階部分に廊下を巡らせて、玄関吹き抜けを見渡す配置。

まるで、洋館のようなデザインは見ていて迫力もあり、内装の魅力も出しやすいです。

しかし、プライバシーという視点では、こんなポイントもあります。

  • 玄関からプライベート環境の2階を歩く人が丸見えになる。

➔朝や夕方、突然の訪問客にプライベートな服装が丸見えになるリスク。

家族が共有するはずのスペースなのに、廊下にしたせいで、プライバシーを気にかける生活になった。

こんな失敗後悔にならないように十分憧れと私生活空間の区別を付けた間取りを作り上げましょう。

玄関に吹き抜け間取りを作るポイント 2階の動線や音の響き

玄関に吹き抜け間取りを作るポイント 2階の動線や音の響き

玄関に吹き抜け間取りを採用するということは、2階一部に必ず欠けが存在します。

すると、特にコの字になる間取りの場合は、以下のポイントに注意が必要となります。

  • 階段からバルコニーへの家事動線がコの字移動になってしまう。
  • 子供同士の遊びが、吹き抜けを使い左右の部屋から叫ぶシーンが増える。
  • 玄関上に配置した方が気が楽だった騒音想定をするべき子供部屋の犠牲になる部屋が生まれる。

子供の思春期より以前の部屋で騒ぐ音は、非常に私生活のストレスにつながりやすいです。

間仕切りの必要なスペースとしての子供部屋の考え方についてもご紹介しています。

新築子供部屋間仕切り失敗後悔|将来

新築子供部屋仕切りの選び方と活用注意点画像付

ですから、少しでも家事動線も騒音リスクも兼ねて2階の部屋の間取りを注意しておく事が重要といえるのです。

では続いて、玄関の吹き抜け用照明について、ご紹介していきます。

玄関吹き抜け照明選び方と根拠

玄関吹き抜け照明選び方

玄関の吹き抜け照明にシャンデリアを使うデメリットは多い!

玄関吹き抜け照明選び方 玄関の吹き抜け照明にシャンデリアを使うデメリットは多い!

シャンデリアを玄関吹き抜けにつける。

おしゃれですし、アンティーク感があるものをつければ高級感も演出できます。

しかし、シャンデリアには、かなり多くの想定すべきデメリットが有ります。

・ランプ交換が非常に大変だった。

・光が届かない。

・ホコリが落ちて着やすい。

・交換用脚立配置の想定はしてなかった。

・地震の時、揺れが大きく落下するか怖かった。

2階から玄関見る時眩しい

実際に、シャンデリアを照明で使う家は、どこの部屋であっても共通する悩みです。

そして、玄関というのは、一番家についた直後ということで気が抜けやすい空間。

風水的にも玄関は、光が届く清潔感の保ちやすい空間にする事が重要。

シャンデリアは、風水的にに課題を残しやすい要素が多い。

間取りを風水的に考えている。

こうした方も最近は増えている。

新築間取りと風水については、私も検討した一人です。

新築間取り風水と動線選び方

新築間取り風水と家事動線で決まらない時の注意点

ぜひ光の届く範囲は十分想定を繰り返しシミュレーションしておくことをオススメします。

最後の2階の住人スペースからの眺めが眩しいとセキュリティ上は逆効果にもなります。

注意しながら、ご検討下さい。

玄関の吹き抜け照明にLEDなら汎用性は高い

玄関の吹き抜け照明にLEDなら汎用性は高い

LEDを使うとこんなことが可能になります。

  • 様々な形状の照明配置をして楽しめた。
  • いつも明るい玄関を作ってくれる。
  • LEDだと家の中がさらに広く見える。
  • LED埋め込み照明ならさらに手入れが楽。

実際に吹き抜けではありませんが、我が家の玄関照明のメインもLED埋め込み照明です。

結果的には、非常に明るく、ホコリ等のリスクもない手入れ知らずの綺麗な玄関になったと感じています。

パーツや形状も増えてきたLED照明。

玄関が吹き抜けならさらに楽しみも広がると思います。

玄関の吹き抜け照明をLEDとシャンデリア維持費用比較

玄関の吹き抜け照明をLEDとシャンデリア維持費用比較

LED型のシャンデリアも現代は有りますね。

しかし、維持費として考えると以下の比較ポイントを重要視する必要があります。

  • シャンデリア用LEDは電球の種類からも購入金額が割高になる。
  • シャンデリア用LEDは規格の需要から生産終了のリスクはある。
  • シャンデリア以外のLED照明は、標準サイズで選べば維持費用は下がる。

LED照明の寿命は10年とも言われていますが、交換時期に需要と供給が続いているのかは不明の状況。

ですから、玄関照明も標準規格の範囲内であるLED照明を購入しておく事が大切なのです。

では続いて、玄関吹き抜けと階段配置の注意点をご紹介していきます。

玄関の吹き抜けと階段配置注意点

階段吹き抜け間取りの階段配置注意点

吹き抜けと階段の配置。

新築間取りを検討する際には、課題になりやすい1つです。

階段の種類にて、幅等の選び方をご紹介してますので、興味のある方は併せて御覧ください。

この記事では、吹き抜けと階段の配置についてご紹介していきます。

階段の間取り配置 正面

階段の間取り配置 正面

L字階段を使った2階への階段ルートを正面に付けるという間取りも多い。

まるで、洋館の雰囲気をまねたような間取り。

好みの問題でもあるので、このような配置を好む家庭もあると思います。

しかし、玄関正面の階段は、以下の様なリスクも潜みます。

  • 階段から降りてくる様子が丸見えになる状況
  • 階段下も足場などが無いスッキリしたタイプで選ばないと圧迫感が出やすい。

➔階段下収納などの間取りには向いていないと考えるべき間取りとなる。

折角玄関を吹き抜けにしたのに、隣に階段を用意して、圧迫感を与えて、さらに収納を用意したらどんどん狭く感じますよね?

ですから、空間を広く見せるという事だけでなく、実際に広く使うために、階段を正面に配置するなら、階段下収納は避けておくべきといえます。

吹き抜けと階段の間取り配置 横

玄関横に階段を配置するという間取りも検討できます。

正面や横に設置した階段イメージ画像は↓

玄関吹き抜け階段

左側面に、階段の袖壁兼手すりがあることを確認できると思います。

上記画像では配置的には、正面となります。

しかし、縦長の窓の部分に階段を設置するという間取りも当然可能となります。

そして、すぐ横に階段を設置する注意点は以下のポイントとなります。

  • 階段への侵入が気付かれにくい(セキュリティ上の不安)
  • 二階の音が伝わる配置となる(階段配置の共通の悩み)
  • 2階への荷物搬入用スペース確保のために、ホールの奥行きが必須となる。(移動動線確保)

狭小住宅には、かなり厳しい状況になりやすいのが3番目の課題。

大回りをさせる高さと奥行きのある家具等を搬入する際、どうしても搬入経路の確保が難しくなりやすいです。

2階の部屋や家具配置をしっかりイメージしてから、すぐ横の階段配置は設置を検討していきましょう。

では続いて、吹き抜け間取りに対するデメリットをご紹介していきます。

玄関の吹き抜けのデメリット

玄関吹き抜けのデメリット

吹き抜けにすると、何か不都合や後悔する原因はあるのか?

私が実際に現場時代にリフォーム相談を受けたケースをもとにご紹介していきます。

吹き抜けで後悔した原因 寒い

吹き抜けで後悔した原因 寒い

吹き抜けというのは、以下のようなイメージの方が先行しています。

  • 温かい日差し
  • 明るい部屋
  • 下を見下ろす、上を見上げる解放感

確かに、3つすべてが吹き抜けがある間取りには目的に沿った内容。

しかし、この反対にデメリットとして、寒さについては多くの方が認識を間違えてることも多いのです。

実際に、リフォームを相談された時の依頼は以下の内容でした。

「断熱性能の高い窓に変えるために見積もりを出してほしい。」

依頼者の家のエントランスは正面に2階フロアが見える構造でした。

そして、周辺は壁が多く、1枚扉がリビングにつながっているセキュリティとしては堅そうな間取り。

セキュリティの問題よりも依頼者は冬の寒さに悩まされていたのです。

  • 2階の冷気が一ヶ所に集中する。
  • リビングに人を通さず、玄関で話し込むには、暖房が欲しい。

→今できる最善は、窓からの冷気を抑えることが最も簡単だと考えた。

確かに依頼者の相談内容と目的は改善策として正しいと感じ、樹脂サッシを提案しました。

ですから、リビングの吹き抜けとも違う玄関という人がほとんど使わない空間であり、外からの冷気を入れやすい間取りは冬の対策が気密性により必要になる。

1つ目は寒さがデメリットになる結論に至るのです。

吹き抜けで後悔した原因 生活音

吹き抜けで後悔した原因 生活音

間取りも今は様々な提案を工務店やハウスメーカー、デザイナー住宅でもしてくれるようになっていると思います。

しかし、まだまだ吹き抜けについての知識もなく、言われるままの間取りを選ぶ方もいらっしゃる現代。

そして、玄関を囲むように2階フロアを露呈させて間取りを採用させると以下の後悔が生まれます。

  • 2階の話し声がそのまま筒抜けになる。

→電話などを使う場合もドアを閉めないと不安な生活となる。

「玄関に人がいると思わなかった。」なんてシーンをリビングで体験する方も多いですよね?

生活音の響きが意外と吹き抜けは響き渡るリスクがあるのです。

ぜひ今後展示場や見学会に吹き抜けがある間取りで、2階フロアが見えたら、各階に人を分けて実践してみてください。

ドアの防音対策などがされていない場合は、かなり簡単に声が届くことが分かると思います。

吹き抜けで後悔した原因 屋根

吹き抜けで後悔した原因 屋根

吹き抜けのある空間を見下ろす。

この開放感は、しばらくはやみつきになるなんて方もいます。

しかし、近年注目されてる3.5寸勾配の屋根などを使う場合は後悔原因にもつながります。

理由は、以下の内容が該当します。

  • 屋根の傾斜が2階からの景色に干渉する。
  • 2階から見下ろすのは、広いが正面は屋根と壁で圧迫感を感じる。

→吹き抜けにしないで収納にすればよかったと感じてしまった。

このように、2階からの景色と屋根の傾斜という干渉をあまり意識していない結果、後悔している方も多いのです。

ですから、吹き抜けだけに意識を向けず、2階からのセキュリティや動線など様々な視点から想定範囲を広げておくことが重要です。

では最後に、玄関の吹き抜けをリフォームするなら?という想定についてご紹介していきます。

玄関吹き抜けリフォームは大変

玄関吹き抜けのリフォーム費用

実際に、吹き抜けという間取りは、海外ではほとんど使われない。

メンテナンスにおけるもっとも大変なのが、耐久性の維持についてです。

吹き抜けリフォームはコストも割高な根拠 申請手続き

吹き抜けリフォームはコストも割高な根拠 申請手続き

他の部屋で簡単に部屋をつなげたり、区切りを使うのと、吹き抜け部分を2階に変更するのは全く違います

その根拠は以下の内容になります。

  • 建築申請が必ず必要になります。(建ぺい率、構造計算書の提出)
  • 予算は1つの部屋を作るだけで500万が目安といえます。

→予算を削れば、2階の生活音が響きやすいなどのリスクもあります。

  • FIX窓(はめ込みタイプ)を窓に使っていた場合は、さらに生活用の窓に変更する工事費が必要。

→外壁を含めたリフォームを要するため、大掛かりな工事費になります。

以上の内容をしっかり想定しておかなければ、費用にまず驚き、リフォームしたくてもできないというケースもあります。

ぜひ十分注意しておくことをお勧めします。

吹き抜けリフォームはコストも割高な根拠 配線計画

吹き抜けリフォームはコストも割高な根拠 配線計画

「吹き抜けには、生活をしない飾り窓や飾り的要素の照明を配置している。」

当たり前ですが、やはり生活環境に変えるためには、以下の要素が必要になります。

  • コンセントの配備。
  • 照明の配置変更。
  • クローゼットの設置

このような配置に必要なスペース確保と周辺環境によっては、配線工事の距離が長くなるケースもあります。

つまり、居室イメージが全くされないままの吹き抜け間取りを部屋としてリフォームするには、すべての工事が必要になる費用想定が必要。

安易に、「家族が増えたら部屋にすればいいですよね。」こんな営業トークがあったら騙されないでください。

吹き抜けリフォームはコストも割高な根拠 エアコン配備

吹き抜けリフォームはコストも割高な根拠 エアコン配備

最も管理的に大変になる吹き抜け採用時のリフォームは、2階部分エアコン設置条件。

なぜ大変か?

吹き抜けをリフォームするという想定におけるリスクは以下の通りです。

  • 外の配管ダクトが丸見えになるリスク。
  • エントランス近くにエアコンの室外機を置く必要が出てくる。

→家の入口前周辺が非常に暑くなりやすい。

結果的に、すぐそばに駐車場を設置しているケースではさらに、工夫も必要となります。

近年暑さが厳しくなってる日本の気候。

さすがにエアコンなしの部屋を2階に用意するのは、部屋を使う人にとっては非常識な状況。

よって、少しでも環境を考慮して、吹き抜けから2階居室に変更する見込みをがあるなら、屋外の周辺条件も検討が必要です。

このように吹き抜けというのは、実に様々な後悔要素やリフォームへの課題が伴います。

新築一戸建て間取りは、それだけ慎重に決めなければいけないことが多いのです。

安易なあこがれが本当に使いやすい家作りになるのか?

もう一度生活に密着した視点から検討をしておくことを強くお勧めします。

このほかにも、玄関間取り失敗後悔まとめにて、広さや収納など実に様々な内容をご紹介してます。

興味のある方は併せてご覧ください。

他にも玄関周辺に階段を設置する予定の方には、以下のような内容もご紹介しています。

新築間取り階段位置

階段下収納アイデア【画像付】

新築階段の幅や面積

少しでもいろいろな想定準備をするためにお役立て下さい。

2階廊下の照明スイッチについてもご紹介しています。

新築照明スイッチ2階廊下配置位置のコツや注意点

新築照明スイッチ2階廊下配置位置のコツや注意点

玄関吹き抜けに関するみんなの声を見てみたいと思う方には掲示板などを見て参考にするのも良いと思います。

吹き抜けをつくりたいんだけど!

この記事を最後まで読み進めていただきありがとうございました。

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